「登山を始めてみたいけど、初心者は何から装備を揃えればいいの…?」
道具の種類が多すぎて、どれが必須で、どれは後回しでいいのか分からない——そんな方のための記事です。

私たちも最初は何もわからず、ジャージやローカットブーツで富士山に挑んで撤退したくらいです(笑)。だからこそ、本当に必要なものから順番にお伝えしますね。
こんにちは!登山歴13年、のこのこ山を歩き続けている夫婦ブロガー「ちぃとかめぴ」です。
この記事では、富士山のような本格的な山にも、近場の低山にも対応できる「初心者の装備の全体像」をまとめました。各アイテムは要点をコンパクトに紹介し、詳しい選び方は個別記事へご案内します。
結論から言うと、揃える順番はこうです。
- まずは「三種の神器」(登山靴・ザック・レインウェア)
- 次に「あると安心」な物(ポール・ベースレイヤー、サポートタイツ・靴下)
- 余裕が出たら、行く山のレベルに合わせて買い足す
まず揃える「登山の三種の神器」
登山の基本装備は、昔から「三種の神器」=登山靴・ザック・レインウェアと呼ばれています。安全に関わる部分なので、ここだけは妥協しないのが正解です。
① 登山靴|最優先で揃えたい一足

装備の中でいちばん大事なのが登山靴です。足首を守るミドル〜ハイカットなら、岩場や下りの砂利でも安定します。スニーカーやローカットで本格的な山に挑むと、捻挫や靴ずれ、砂利の侵入でつらい思いをします(私たちの失敗談です…)。
選び方の詳細はこちら → 【初心者の登山靴選び】登山歴13年の失敗談から学ぶおすすめの一足とは⁉
② ザック(リュック)|まずは25〜30Lが目安

日帰り〜山小屋1泊なら、25〜30Lくらいの登山用ザックが使いやすいです。腰ベルトで荷重を腰に逃がせるものを選ぶと、肩の負担がぐっと減ります。旅行用リュックは背負い心地がまるで違うので、登山用を用意しましょう(これも富士登山1回目の私たちの失敗ポイント)。
③ レインウェア|「上下セパレート」が必須

山の天気は変わりやすく、レインウェアは命を守る装備です。ポンチョや傘ではなく、上下が分かれたセパレートタイプを選びましょう。防水透湿素材(ゴアテックスなど)なら、雨を防ぎつつ蒸れにくいです。富士山では五合目の装備チェックでも必須になっています。

僕らは1回目、レインウェア代わりにスノボウェアで挑んで大失敗。幸い晴れたから帰れただけで、雨が降っていたら本当に危なかったです。三種の神器だけはケチらないでください。
あると安心な装備|疲労と膝を守る
三種の神器がそろったら、次は「あると登山がぐっと楽になる」アイテムです。とくに下りの負担を減らしてくれるものは、初心者ほど効果を実感できます。
トレッキングポール|下りの膝を助ける

ポールは、とくに下りで膝や脚への負担を分散してくれます。バランスも取りやすくなるので、転倒防止にも◎。長い下りのある富士山では、あるとないとで翌日の疲れが変わります。
初心者向けの選び方はこちら → 初心者向けトレッキングポールおすすめ3選|登山13年夫婦が厳選
ベースレイヤー、サポートタイツ|疲れにくく、膝も痛くなりにくい

肌に直接触れる肌着を登山用語でベースレイヤーといいますが、吸汗速乾や消臭効果のあるアウトドア用のベースレイヤーを使うことで、気温の変化の大きな山でも、汗冷えのリスクや汗臭さを軽減して、快適な登山を楽しめます。
サポートタイツは上記の機能に加え、筋肉のブレを抑えて疲労を軽減し、膝への負担も和らげてくれます。私たちは5年以上愛用していて、長い下りでの安心感がまるで違います。冷え・日焼け・擦り傷の防止にもなります。
レディース用サポートタイツの選び方はこちら → 登山タイツ おすすめ レディース|13年夫婦が本音で厳選
登山用の靴下|靴ずれ・マメ対策に地味に効く
見落とされがちですが、靴下は快適さを左右する重要アイテム。厚手で丈夫な登山用靴下にするだけで、靴ずれやマメ、足の疲れが大きく減ります。良い登山靴の機能を存分に活かすためにも、靴下はセットで考えたいところです。

丈夫さで人気の一足はこちら → 登山用靴下の定番「ダーンタフ」レビュー
安く揃えたい人へ|ワークマン・ユニクロと「賢い買い時」

「いきなり全部そろえると高い…」というのが正直なところ。ここは賢く節約しましょう。
ワークマンやユニクロで代用しやすいものと、専門メーカーで揃えたいものを分けて考えるのがコツです。
- 代用しやすい:インナー・速乾Tシャツ・防寒着・ズボン・靴下など(ワークマン/ユニクロが優秀)
- 専門品で揃えたい:登山靴・レインウェア(安全に直結する三種の神器)
動きやすいズボンはワークマンが鉄板です → ワークマンの登山ズボン(フィールドコアパンツ)レビュー
そして、専門メーカーの道具は年々値上がりが続いています。「いつ・どこで買うのが得か」を知っておくだけで、同じ装備でも出費がかなり変わります。
賢い買い時はこちら → 【2026年最新】モンベルが高すぎ⁉登山用品の価格上昇と賢い買い時

「安全に関わる物はメーカー品、それ以外は賢く節約」。このメリハリが、お財布にも体にもやさしい揃え方です。
どこまで必要?行く山のレベル別・装備の線引き

「全部そろえなきゃダメ?」と身構えなくて大丈夫。行く山のレベルによって、必要な装備は変わります。
| 装備 | 整備された“お散歩低山” | 本格低山・富士山 |
|---|---|---|
| 靴 | 歩きやすいスニーカーでも可 | 登山靴(ミドル〜ハイ)必須 |
| レインウェア | 簡易な雨具でも可 | 上下セパレート必須 |
| ザック | 普段のデイパックでOK | 25〜30Lの登山用 |
| ポール・タイツ・ベースレイヤー | お好みで | あると疲労・膝対策に有効 |
つまり、富士山や本格的な山に挑むなら三種の神器はフルでそろえる、近所の整備された低山をお散歩する程度なら普段着+最低限でもOK、というのが現実的な線引きです。まずは自分が行きたい山のレベルから逆算して揃えていきましょう。
まとめ|三種の神器から、行く山に合わせて買い足そう
初心者の装備の揃え方を振り返ります。
- まずは三種の神器(登山靴・ザック・レインウェア)。ここは妥協しない
- 次にポール・サポートタイツ・靴下で、疲労と膝を守る
- インナーや防寒・ズボンはワークマン/ユニクロで賢く節約
- 行く山のレベルに合わせて、必要な分だけ買い足せばOK
装備が整ったら、いよいよ日本一の山へ。初心者でも登れるのか、成功率と登頂のコツはこちらでまとめています。
→ 富士山登山|初心者の成功率は?登頂のコツを登山13年夫婦が解説

最初から全部そろえなくて大丈夫。三種の神器から始めて、山を好きになりながら少しずつ揃えていくのが、いちばん長続きするコツです!
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