登山用品の価格が、近年のインフレ・円安によりどんどん上昇しています!

ちょっと久しぶりにモンベルに行ったら、ずいぶんお値段が上がってた…!

いつか安くなったら買おうと思ってたギアが、待ってる間にどんどん値上がりしてた…(泣)
アウトドア用品店でこんなため息をついたことはありませんか?インフレ・円安による値上げの波は、食料品や日用品だけでなく、登山用品にも確実に押し寄せています。
この記事では、登山歴13年の私たちが実際に購入してきたギアを使って、コロナ禍前後と2022年以降の価格を徹底比較しました。「今すぐ買うべきか?」「どのメーカーがまだお得か?」という疑問にも答えます。
この記事でわかること
- 登山靴・ザック・レインウェアなど主要アイテム別の値上げ率一覧
- モンベル・オスプレー・ファイントラックなどメーカー別の値上げ傾向
- インフレ時代に損しない賢い買い方・買い時のコツ
- 価格上昇ラッシュの中で唯一値上げしていない神アイテムとは?
【早見表】主要登山アイテムの値上げ率まとめ(2026年1月調べ)
まず全体像を把握しましょう。詳細は各セクションで解説します。
| アイテム | メーカー・モデル | 値上げ率 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 登山靴 | キャラバン GK88 | 約37%↑ | 幅広設計で日本人向き |
| 登山靴 | ラスポルティバ TX4 | 約41%↑ | ハイキング・アプローチ兼用 |
| 登山用ザック | カリマー オースター30 | 約40%↑ | 背中が蒸れにくい人気モデル |
| 登山用ザック | ミレー サースフェー40+5 | 約40%↑ | テント泊・小屋泊に定番 |
| 登山用ザック | オスプレー タロン22 | 約131%↑🔴 | 2.3倍に!最大の衝撃 |
| レインウェア | モンベル レイントレッカー | 約68%↑ | レインダンサー後継モデル |
| レインウェア | ファイントラック フォトン | 約40%↑ | 国産でも値上げは避けられず |
| ソフトシェル | モンベル ライトシェル | 約25%↑ | 普段使いにも優秀 |
| 靴下 | ダーンタフ | 約55%↑ | それでも生涯保証は魅力 |
| フリース | パタゴニア R2 | 約30%↑ | 定番ロングセラー |
| トレッキングポール | レキ レガシーライト | 約62%↑ | 膝痛持ちに欠かせない |
| サポートタイツ | CW-X ジェネレーター | 0%!🟢 | 据え置き継続中。今が買い時 |
結論から言うと、ほぼすべての登山アイテムが値上がりしており、2026年以降も上昇トレンドは続くと予想されます。唯一の例外がCW-Xのサポートタイツ(詳細は後半で)。
特にモンベルは値上げ率が高めですが、もともとの価格設定が低いため、値上げ後も他社より割安なアイテムが多いのは救いですね。
⇧全国規模で店舗を展開しているL-Breth(エルブレス)。一流メーカーのセール品をネットでもチェックできます!
インフレ時代の「賢い買い時」ガイド
「いつ買えばいいの?」という疑問に答えます。結論は「欲しいアイテムは早めに買うのが正解」ですが、タイミングを工夫すればさらにお得になります。
狙い目のセール時期カレンダー
| 時期 | セール名 | 特徴・おすすめ |
|---|---|---|
| 3月 | 決算セール(春) | モンベル以外の各社で値引きあり。レインウェアなど春夏モデルが狙い目 |
| 6〜7月 | 夏前クリアランス | 冬物の投げ売りも。フリース・ダウン系は夏に買うと安い |
| 7月中旬 | Amazonプライムデー | アウトドアブランドの値引きが多い。カリマー・オスプレーなど要チェック |
| 9月 | 決算セール(秋) | 登山シーズン終わりで在庫処分も。ザック・登山靴が狙い目 |
| 11月下旬 | ブラックフライデー | Amazon・楽天ともに大型セール。ダーンタフ・パタゴニアの割引が出やすい |
| 12月〜1月 | 年末年始セール | 楽天スーパーセール・初売りセール。ポイント還元も活用できる |
メーカー別「セール戦略」
モンベル:セールでの値引きがほとんどなく、アウトレットも在庫が読めません。「欲しいと思ったタイミングが買い時」です。Amazon・楽天では定価より高いこともあるので、公式店舗かモンベル公式オンラインショップで購入するのがベスト。
オスプレー・カリマー・ミレーなど:決算セールやブラックフライデーで20〜30%オフになることが多いです。急ぎでなければセールを待つ価値があります。エルブレスなどのアウトドア専門店もチェックを。
ダーンタフ・CW-X:Amazonで定期的に30〜40%オフのセールが発生します。価格アラートを設定しておくと便利です。
ファイントラック:Amazonではほぼ定価販売。登山用品専門店のポイントセールや、エルブレスのセール時期を狙いましょう。
登山靴:各社値上げ幅まちまち!長く使える登山靴は早めに買おう
最初に登山靴の主要メーカーを比較表で見ていきましょう。
| メーカー | 代表モデル | 2020年以前(税込) | 2024年以降(税込) | 値上げ率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| モンベル | アルパインクルーザー800 | 約¥20,460 | 約¥26,800 | 約30% | 値上げ率高めだが、それでも他社より割安! |
| マムート | ケントツアーハイGTX | 約¥38,500 | 約¥42,900 | 約11% | 3シーズン対応、冬の軽登山も可能 |
| ラ・スポルティバ | トランゴテックレザーGTX | 約¥42,900 | 約¥49,500 | 約15% | 円安の影響が顕著な高級帯 |
| キャラバン | GK85(グランドキング) | 約¥25,300 | 約¥31,900 | 約26% | 日本人向けの幅広設計 |
| シリオ | P.F.431 | 約¥30,800 | 約¥36,300 | 約18% | 幅広甲高ならこれ。国産の安心感 |
| ノースフェイス | ヴェルトS3K futurelight | 約¥28,600 | 約¥36,300 | 約27% | GTXから独自素材へ移行 |
モンベルの値上げ率は高めですが、もともとの価格が割安なため、今もコスパ最強クラスです。2万円台で他社の中上級モデルと同等性能の靴が手に入るのはモンベルだけ。さらに値上がりする前に、欲しい靴があれば早めに検討を。
キャラバン:GK68【37%値上げ!】
ここからは私たちが実際に購入したアイテムで比較します。

2015年頃購入時の価格は19,950円(税抜)。後継モデルのGK88は定価29,700円(税込)と、約37%の値上がりです。2026年1月時点でも同じ価格が継続しています。
キャラバンは日本人の足型に合うよう幅広設計。品質も十分でリーズナブル、足に合えば長く使える相棒になります。まず試してみてほしいメーカーです。
⇧ Amazonでセール時に30%オフになることも!定期的にチェックを(R8年4月実績)
登山靴選びの失敗談と正しい選び方はこちら → 【初心者の登山靴選び】登山歴13年の失敗談から学ぶおすすめの一足とは⁉
ラスポルティバ:ボルダーエックス【26%値上げ!】

2017年購入時の価格は約20,000円(税込)。現在は25,300円(税込)で、約26%の値上がりです(2026年4月時点)。
ボルダーXはアプローチ用ローカットブーツ。ハイキング用として購入しましたが、とにかく見た目がカワイイ!街でも履きたくなる一足です。
⇧ 並行輸入品で約24%オフになることも(R8年4月実績)
ラスポルティバ:TX4(トラバースⅩ4)【41%値上げ!】

2017年購入時の価格は約21,000円(税込)。現在は29,700円(税込)と、約41%の値上がりです(2026年4月時点)。
ボルダーXを探していたところ出会い、足型がピッタリだったので購入。今もちょっとしたハイキングやお出かけに愛用しています。
⇧ 並行輸入品で価格をチェック
登山用ザック:家計に直撃!主要アイテムで最高の値上げ幅
この記事を作っていて一番ショックだったのがザックの値上がりです。用途ごとに複数必要で買い替え頻度も高いだけに、ダメージが大きいですね。
| メーカー | モデル(容量) | 2018年頃 | 2024年以降 | 値上げ率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| モンベル | キトラパック30 | ¥20,680 | ¥28,100 | +36% | 国内ブランドも段階的に値上げ |
| カリマー | リッジ30+ | ¥21,384 | ¥31,900 | +49% | 3万円台がスタンダードに |
| ミレー | サースフェーNX30+5 | ¥21,000 | ¥29,700 | +40% | NXシリーズへ進化で機能向上 |
| グレゴリー | ズール30 | 約¥22,000 | ¥29,700 | +35% | 背面システム改良に伴い価格上昇 |
| ミステリーランチ | スクリー32 | 約¥25,000 | ¥42,900 | +71% | 新型「スクリー33」として刷新 |
| ブラックダイヤモンド | スピード30 | 約¥16,200 | ¥31,507 | +94% | 円安の影響で2倍近くに |
ザック部門でもモンベルの値上げ率は高め。ただし他社と比べればまだコスパ良し。モンベルはセールによる値引きがほとんどないので、欲しいと思ったタイミングで買うのがベストです。
カリマー:エアスペース30(現オースター)【40%値上げ!】

2015年頃の購入価格は約19,500円。後継のオースター30は27,500円と約40%の値上がりです(2026年現在)。
背面が背中にくっつかない構造で汗をかいても快適。日帰りから山小屋泊まで使いやすい30ℓザックです。ただし同じ30ℓでもメーカーによって実容量に差があるので、購入前に現物確認をおすすめします(ちぃの失敗談より)。
⇧ セール時に約29%オフになることも!(R8年4月実績)以前の価格に近い水準で買えるチャンスがあります
ミレー:サースフェー38+5【40%値上げ!】

2017年頃の購入価格は定価21,000円(セールで約20%オフで購入)。後継のサースフェー40+5は定価29,700円と約40%の値上がり(2026年現在)。
パッキングしやすく、テント泊(雷鳥沢・上高地など短距離ルート)を夫婦で行く場合にちょうど良いサイズ。山小屋泊なら2〜3泊でも余裕があります。
⇧ セール時に約17%オフになることも(R8年4月実績)
オスプレー:タロン22【131%値上げ!】まさかの2.3倍に…

2017年頃の購入価格は定価11,880円。2026年4月時点では27,500円と、なんと131%の値上がり、2.3倍になっています。見間違いかと思いました…(;;)
日帰りや一泊山小屋泊に使用していたザック。背面長を調整できる機能が胴長のかめぴに刺さって購入。軽量でお出かけにも気軽に使える、購入したザックの中で一番使い込んだ良品です。アメリカブランドは特に円安の影響を大きく受けていますね。
⇧ 現在の価格をチェック!
登山用レインウェア:モンベル・パタゴニアの値上げが目立つ!国産も要注意
「雨合羽にそんなにお金使いたくない!」という気持ち、よくわかります(私もいまだに思いますw)。でも雨の日を安全に快適に歩くには、レインウェアは絶対に必要です。
| ブランド | モデル名 | 2020年以前 | 2026年現在 | 値上げ率・備考 |
|---|---|---|---|---|
| モンベル | レイントレッカー(旧レインダンサー) | 16,800円(2016年) | 28,200円 | +68%。後継モデルでさらに値上がり |
| ファイントラック | エバーブレスフォトンジャケット | 27,300円(2015年) | 38,500円 | +41%。国産でも値上げは避けられず |
| patagonia | トレントシェル3L | 約14,040円 | 約27,500円 | +95%。構造改良+インフレで約2倍に |
| THE NORTH FACE | マウンテンライトジャケット | 約38,880円 | 約44,000円 | +13%。もともと高め設定で値上げ幅は控えめ |
「日本のメーカーは安心かな?」と思いがちですが、モンベルも海外製造品が多く、ファイントラックも物流費・人件費の高騰で値上がりしています。国内・海外問わず、今後も値上がりトレンドは続くでしょう。
モンベル:レインダンサー→レイントレッカー【68%値上げ!】

2016年購入時の定価は16,800円。ゴアテックス製でこの価格は、当時のモンベルはお値段がバグってましたね☆
2025年にレインダンサーの後継としてレイントレッカージャケットが登場。定価28,200円(レディース)と、約68%の値上がりです(2026年4月現在)。モンベルのレインウェアはAmazonでのセール品がほぼ見つからないため、公式店舗での購入がおすすめです。
ファイントラック:エバーブレスフォトンジャケット【約40%値上げ!】

2015年購入時の定価は27,300円。現在は38,500円と約41%の値上がりです(2026年4月現在)。
購入の決め手は軽さと、脇のチャックを開けるとガバッと換気できるという機能。ゴアテックスではありませんが、どしゃ降りの白山を一日歩いても問題なし。夏の登山はもちろん、雨の日の愛犬の散歩、冬はコート代わりにと、とにかく使い倒しています。ヘタレも少なく、メイドインジャパンの品質の高さを実感しています。
⇧ Amazonでは定価販売が多め。登山専門店のセール時期を狙うのがおすすめ(R8年4月現在)
その他の登山用アイテム:今後も値上げは続く…
モンベル:ライトシェルジャケット【約25%値上げ!】役立ちすぎて買い換えました

20年ほど前の購入価格は約5,800円。2017年時点で7,200円、現在は9,680円(税込)と約25%の値上がりです(2026年1月現在)。
肌寒い時のアウター、寒い日のミドルレイヤーとして大活躍。使い心地が大好きで、仕事用アウターとしても重宝。2025年にも新たにブラックを追加購入しました。モンベルはAmazonでむしろ定価より高いことがあるため、公式店舗での購入がベストです。

ダーンタフ:アウトドアソックス【約55%値上げ!】生涯保証はそれでも買い!

2018年頃の購入価格は約2,700円。現在は4,180円と約55%の値上がり(2026年1月現在)。
他に類を見ない「生涯補償」が魅力のダーンタフ。色々試しましたが、日常でもアウトドアでも最強の靴下です。Amazonで定期的に30〜40%オフになるので、セール時をしっかり狙って購入するのがおすすめです。
⇧ 生涯保証つき!セール時には定価より大幅お得になることも(R8年4月調べ)
ダーンタフを選んだ詳しい理由はこちら → 【失敗談あり】モンベルではダメだった私の足が辿り着いたダーンタフ靴下
パタゴニア:R2フリース(現R2テックフェイス)【30%値上げ!】

2016年購入時の定価は22,000円(税抜)。現在はR2テックフェイス・ジャケットとして継続販売中で、28,600円(税抜)と約30%の値上がりです(2026年1月現在)。ポーラテック製の上質なフリース、パタゴニアの名品です。
⇧ 並行輸入品で税込31,900円(R8年4月調べ)
LEKI(レキ):トレッキングポール【約62%値上げ!】長年の相棒に

2015年頃の購入価格は約9,500円。現在の近似グレード「レガシーライト」は15,400円と約62%の値上がりです(2026年現在)。
膝が痛みやすいかめぴにとって絶対に欠かせないアイテム。同じものを10年以上使い続けています。丈夫で長持ちするので、長期的に見ればコスパは高いです。今のポールが使えなくなったら即購入します(かめぴ談)。
⇧ Amazonでセール時に25%オフになることも(R8年4月実績)
トレッキングポールの活用法はこちら → 【初心者必見!】トレッキングポールは必要⁉メリット・デメリットを詳しく解説!
【神アイテム】ワコール CW-X スポーツタイツ:値上げラッシュの中で据え置き継続中!
登山アイテム界の値上げラッシュの中で、奇跡的に価格を守り続けているサポートタイツがあります。
| メーカー | モデル名 | 5年前の価格 | 2026年現在 | 変動率 |
|---|---|---|---|---|
| CW-X | ジェネレーター | 18,700円 | 18,700円 | 0%!🟢据え置き |
| SKINS | SERIES-3(A400) | 20,900円 | 19,800円 | 実質値下げ!🟢 |
| Goldwin | コンプレッション | 13,200円 | 14,300円 | +8%(微増) |
| モンベル | サポーテックタイツ | 8,800円 | 10,780円 | +22.5%(上昇) |

ワコールのCW-Xは2015年頃に定価11,025円で購入。2026年1月時点でも11,000円と、ほぼ値上げなし!他のアイテムが軒並み30〜60%以上値上がりしている中で、これは本当に奇跡的です。値上げされる前に、今すぐ購入がおすすめ!
⇧ Amazonのセール時には32%オフになることも!(R8年4月実績)
CW-Xを含む主要サポートタイツの詳しい比較はこちら → 【2026年】インフレ下でも価格据え置きの三大登山用サポートタイツメーカーとモンベルのコスパ対決!
まとめ:インフレ時代の登山用品、結局どうすればいい?
この記事で見てきた通り、2026年現在、ほぼすべての登山用品が値上がりしており、今後もそのトレンドは続くと予想されます。
インフレ時代に賢く登山用品を揃えるポイントをまとめます。
- 欲しいものは早めに買うが基本。「いつか安くなる」を待っていると損するケースが多いです(かめぴの失敗談より)。
- モンベルは公式店舗で定価購入が正解。セールがほぼなく、Amazon・楽天では定価より高いことも。
- 海外ブランドはセール時期を狙う。決算セール(3月・9月)、ブラックフライデー(11月)、プライムデー(7月)が主な狙い目。
- CW-Xのサポートタイツは今が買い時。他アイテムが軒並み値上がりする中、価格据え置きが続いています。
- 長く使えるアイテムほど今すぐ投資する価値がある。登山靴・トレッキングポール・レインウェアなどは10年以上使えます。
インフレに負けずにアウトドアアイテムを買い続けるために、私が実践しているのは「日常の固定費を削減して購買力を上げる」こと。田舎暮らしでプロパンガス代を大幅に下げた実録記事もあわせてどうぞ。
⇧エルブレスは一流アウトドアメーカーを多数取り揃え、セール品も充実しています。ネット販売で掘り出し物をぜひチェック!
【番外編】伝説のモンベル福袋:374%値上げ⁉

2015年頃に10,000円(税抜)で購入した伝説のモンベル福袋。今も現役で使い続けています。中に入っていたダウンパーカーとデイパックだけを今(2026年冬)買おうとすると…
ライトアルパインダウンパーカ:26,000円(税込)
トラベルデイパック15(女性用):11,400円(税込)
合計37,400円(税込)、374%の”値上げ”?!
まぁこれは値上げというより、当時が大出血サービスだったということですね(笑)モンベルさん、またいつか福袋の販売を期待しています…☆
あわせて読みたい → 【結論】インフレ時代の登山用品は「今すぐ」が最高の買い時!
あわせて読みたい → 登山用サポートタイツのメリット・デメリットを解説

