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【初心者は失敗しがち!】初めての本格登山、日本一高い山、富士山へのチャレンジ!

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のこのこ山歩き日記
クエスチョンかめ
クエスチョンかめ

日本一高い山と言えば富士山だよね。いつか富士山に登ってみたいんだけど、いきなり登りに行っても大丈夫なのかなぁ?夏になると富士登山のニュースをよく見るけど、何に気をつけて行くと良いのかなぁ?

ちくちく
ちくちく

富士山は本当にたくさんの登山愛好家が、毎年山頂を目指して歩いているね!老若男女問わず、きちんとした準備と装備があれば、山頂を目指すことはできるよ!だから、いきなり登ってみるとか、下調べなしで登ってしまうのは、良くないよ!それで失敗する人も多いよ!

富士山といえば、日本一高い山です。山歩き、トレッキングを趣味にしていなくても日本人であれば知らない人はいませんね。

山登りのなかでも、富士登山は大変な人気で、毎年富士山頂を目指してがんばって歩く、多くの登山者の姿がニュースなどでも見かけます。

みんなが知っている、日本一の山。「富士山のうえに立って、ともだち100人とおにぎりをぱっくんぱっくんぱっくんと食べたいな~!」と考える人は少なくないと思います。歌にも歌われるくらいですからね(笑)

今回は初めての富士登山で失敗しないために気を付けることをお届けしたいと思います。

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ちぃとかめぴ
この記事を書いたひと
ちぃとかめぴ

夫婦で、山歩きを楽しんでいます。
のんびり、のこのこ山歩き歴10年以上。
体力無くても膝が痛くても、体調管理と事前の準備、山を愛するココロがあれば、山を精いっぱい楽しむことができるって伝えたいです。

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富士登山の注意点、難易度について

人気の富士登山ですが、よく「弾丸登山はしちゃダメです!」という注意喚起も耳にします。

弾丸登山とは…必要な休憩をとらずに一気に山頂めがけて登ってしまうことを目指す登山スタイルのことです。明確な定義はないそうですが、富士登山に関してよく言われますね。

なぜ「富士山での弾丸登山はダメ!絶対!」と言われているかというと、非常に短時間で標高が上がるため高山病にかかりやすくなってしまうことや、そうでなくても無理な登山計画のため体調を崩しやすくなり、体力低下による登山途中での事故のリスクが高くなってしまうためです。

でも実は、富士登山は、日本の山歩きの中では、中級くらいの難易度と言われており、しっかりした計画や準備、そしてお天気に恵まれれば、達成できるんです。ですから、これから「富士登山にチャレンジしてみたい!」という方がいましたら、情報収集やトレーニング、登山道具の準備をして、ぜひ日本一の頂を目指して頑張ってみてください!

当ブログの管理人(ちくちく=かめぴ)は、とびっきり体力の無いヘタレ青年(泣)ですが、そんな私でも富士山は無事に登頂できましたよ!

嫁ちぃも、30分歩いたら足が痛くなっちゃう病(ただの運動不足w)でしたが、数々の山歩きを経験したのち、富士山だけでなく、日本アルプスの奥の方まで歩けるようになりました!

私たちの富士登山1回目!(真似しちゃいけない準備編)

そんな私たちの富士登山の一回目のチャレンジは、2012年の夏でした。

なんと、登山経験もほとんど無いままのチャレンジで、「弾丸登山」ではないものの、「無謀突撃登山」と言えるものでした!

今思い返すと良く無事に帰れたなぁとゾッとするけど、当時はあんまりネットで物事を調べることも知らず、若さと勢いと思い込みで登りだしてしまったのでした…!

登山に必要なものと言えば、いわゆる登山の三種の神器の登山靴と雨合羽とザックですね。当時、それくらいは多分知っていたのですが、私達が用意したものと言えば、ザックは旅行用の大き目のリュックサック(?)、雨合羽は「スノーボードの時のウェアで良いよね」とボードウェア(!)登山靴だけは購入しようと近所のスポーツ用品店でセールをしていたローカットブーツを購入(!)。夜も歩くから、懐中電灯(!)ズボンは丈夫なジーパンならばっちり(!?)はい準備完了!…おいおい!

…今思うと本当に、「無事に帰ってこれて良かったネ☆」と言ってあげたいです。えー、ちなみに上記の選択は、ほぼ、すべて不正解です!

ゆっくり歩きは正解…それ以外は不正解

登山ルートは吉田ルートの五合目駐車場から。「ゆっくり標高を上げよう」という注意事項は当時も知っていたし、そもそも体力がないからノコノコ登山。7合目の山小屋までは順調に到着。

山小屋で食事を摂り、仮眠をしたら夜中に出発の予定。

しかし、富士山の山小屋は本当に混んでいて、寝ていても話し声や物音がやまず、そういう環境に慣れてもいないため、二人ともなかなか寝られませんでした。

それでも予定通り夜中に出発。そこからが大変でした。

夜だから当然足元は真っ暗。懐中電灯を使っていましたが、途中で一つ電池が切れてしまい、後ろから前のちぃの足元を照らしながら、そのあとを歩くという無茶な登り方をするハメに…。

ヘッドライトも売り切れの山小屋が多くて、ずいぶんその状態で登りました。

ボードウェアはスノーボード用で重量が重く、山を歩くには、登りにも下りにもすごく足への負担が大きくて、大変でした。

しかし夏とはいえ夜中の富士山はとても寒くて、ボードウェアの保温力には助けられました。ただ、夜中以外はほぼ重い荷物としてリュックの大部分を占めていました(汗)

本八合目に着くころには朝が来てしまい、そこでご来光を拝むことが出来ました。

しかし、ライトを二人で一つ、お互いをかばい合って無理な姿勢での登山だったことや、寒さ、寝不足様々な要因によって体力、気力ともに尽き果て、「…もうここで帰ろう?」となり、撤退となってしまったのでした。

その後の下山も、無駄に重い荷物、ローカットで靴の間に入ってくる砂利、登りで痛めた両膝(涙)に大変な苦労をしました。

しかし、この時の登山は本当に幸運でした。山行中はずっと晴れており気持ちの良い空の下を歩くことが出来ました。夜には降ってきそうなくらいの満天の星空…ちっぽけな自分という存在と向き合う貴重な経験となりました。

…っていう、気分の問題だけではなくて…もし、登山中に一回でも強めの雨が降っていたら…。スノーボードウェアでは、雨を完全に防ぐことはできなかったでしょうし、ジーパンやリュックサックなどは雨が降ったら中の物や身体を守ることなどできず、大変なことになっていたろうと思います。夜に降ってしまったらその寒さで登山どころではなかったと思います。

知らないことは恐ろしい。登山の事を勉強して経験を積むほどに、この時の無謀なチャレンジを反省する二人なのでした。

あの夜、ちぃは「夜の闇は暗くて寒くて怖かった。本当に無事に帰れるのかなぁ…」と不安になっていたそうです。

あの登山の後、雅は「下り終わったあと膝が痛すぎて、トイレに行った時、手すりが無いとしゃがめなかった…」と不便になっていたそうです。

富士山は、二人の「いつか再チャレンジしたい山」になりました。

でもその時の失敗を反省し、自分たちのチカラをきちんと把握して、しっかりとした準備、無理のない計画を心がけ、安全に登るための最善を二人で探りながら、一歩、また一歩と歩を重ね、その頂きを目指し、その過程を楽しむ、ということが出来るようになりました。

富士山は時に表情や形を変えることもあるけれど、いつまでも、みんなが知っている富士山としてそこに在り続け、登ってくる人を、受け入れています。登る人達が、自分を守り、ルールを守り、安全に行って帰ってこれるように努めることが大切です。

私たち二人も、それを教えてくれた富士山に感謝し、富士山を見るたび、思い出すたびに言っていました。

「いつか、山頂に登ってやるんだからなー!待っててよ、富士山!」

数年後の富士山登山再チャレンジ編↓ に続く☆

       富士山の山頂へ、二度目の挑戦!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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