今回は三重県北牟婁郡紀北町から同県尾鷲市にある熊野古道の「馬越峠・・まごせとうげ」を歩き
尾鷲市と紀北町にまたがる「天狗倉山・・てんぐらさん」に登ってきました♪
美しい海、暖かく大きな岩、古の人たちが歩いた道を辿り、登る…そして山の神さまに会う旅。
みなさまもちぃと一緒にすてきな旅を楽しんで頂けると嬉しいな♪
あっ、階段と大岩を登る、などアスレチックな旅なので装備は軽めにして行った方がラクですよぉー♪
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熊野古道 馬越峠と天狗倉山の説明
馬越峠(まごせとうげ)・・三重県北牟婁郡紀北町から同県尾鷲市にある熊野古道
天狗倉山(てんぐらさん)・・尾鷲市と紀北町にまたがる標高522mの山。馬越峠から行ける
馬越峠海山登り口(標高46m)~馬越峠(標高332m)~天狗倉山(標高522m)のピストン、全行程約3.1㎞、休憩を含まない標準コースタイムが約2時間です。
馬越峠は尾鷲ヒノキや杉の林の中、保存された石畳をずっと歩くらしい、ちぃは超ワクワクしています。昨日の強風が止んで 寒いけどお天気も良さげ、さぁっ、出発ーー♪
冬の熊野古道 馬越峠を歩く。
苔むしたすてきな石畳を のこのこ歩きます。
途中にはこんなふうに道標が点在していました。
ここは「夜泣き地蔵」明治までは旅人の安全を祈るお地蔵さまだったそうですが、そののち、こどもの夜泣き封じを祈るお地蔵さまになったとか。長い時の流れの中でたくさんの人たちの想いをうけとめてきたお地蔵さまなのね…。
ちぃは「馬越峠」についてはアレコレ予習してきたのでドヤドヤとかめぴに説明しましたっ(笑)
足元もしっかりチェーックしましょ、「一枚岩の橋」もありましたよぉ♡
沢の水がきれいでした♪
あ、ちょっとロングサイズだけどハート型の石♪
大きな杉の木にハグしたり…、
面白い岩におどろきつつ楽しく歩き続けて…。
「馬越峠」に着きました。
ここは昔、茶屋があったそうです。休憩所やベンチがありました。
ここは「天狗倉山」と「便石山・・びんしやま」の分岐があります。
ちぃは最初は便石山へ登ろうと思っていました。どちらの山も階段続きの登山道、とくに便石山は最後の標高差300mは急な階段をずっと登るらしい、きついってヤマレコなどに書いてあった。
階段超苦手ちぃ、それでも苦手克服しようと意気込んでいたのですが…、便石山までここから60分と聞いていたのですがなんと120分と書いてあり、しかも馬越峠を一度激下りのちの登りのルートを見て、かめぴはどん引き★
確かに便石山は遥か彼方にそびえていましたー(笑)
あれは、2時間かかるわーー☆ 便石山の神さまの「なんだ、来ないのかぁ?」の声が聞えそうでしたが・・(笑
「帰りの高速の渋滞にはまるかもしれない、でもちぃが登りたいなら行ってもいいよ」とかめぴは言ったのですが ちぃも今回は「天狗倉山」でいいって思いました。
馬越峠から「天狗倉山」は急登の階段を登りのコースタイムは30分と書いてあるので、今日は良い天気だし、山頂でゆっくり過ごすのも楽しそう♪
さぁっ、そうと決まったら、「天狗倉山」、どんな山なのか、張り切って階段を登りましょっ!!
冬の熊野古道 天狗倉山(てんぐらやま)を登る。
初めて登る「天狗倉山」…標高はそんなに高くないし、コースタイムも長くはないけど、想像以上に楽しい山でした!
馬越峠から出発してすぐに階段が始まります。
山頂目指してのこのこ登ります。この日はたくさんの人にすれ違いました。地元の方も多かったみたいで「この時期が雨も少なく一番登りやすい時期だよ」と教えてくださいました♪
登山道は急登、階段の段差も小柄なちぃにはえげつない箇所もありましたー(笑)
それでも張り切って登るちぃに、かめぴが山頂近くで「今日は階段をぐずらずに登れたなぁ」とほめてくれました(爆)
山頂近くで道が2つに分かれています。
どう違うのかな??右から登り下山は左からにすることに決定。
右は海がチラチラ見える、右側が切れ落ちた狭い道、左は山頂の大岩を巻くように歩く道でした。
ゴロゴロ大きな岩の隙間を登ったら・・
山頂に到着!
山頂は広くはなく、木の根っこが張り木の梯子や、「役小角(えんのおづぬ)」をお祀りした祠がありました。それから金属の梯子のかかった大きな岩、反対側は展望が良いけど断崖!
無事に登れたご挨拶をしましょっ♪
ご挨拶したのち 大岩を登ってみました♪
大きな岩の上は広く素晴らしい眺めでした♪ あっ、あれは大台ケ原方面かなー♡
反対のほうには 尾鷲の街並み♪
大きな岩に座って、のんびりと遠くの山や、美しい海、そして街並みを眺める…。
岩のぬくもりと青い空、なんてすてきな山♪
のんびりしたのち梯子を下りて、
今度はもう一つのルートから下山しました。
馬越峠に下りて石畳を歩いて登山口まで戻りました。
山頂で食べ忘れた三角のパンを途中で食べました、、山ではやっぱ△パンでしょっ(^_-)-☆
いにしえのロマンあふれる馬越峠とアスレチックな天狗倉山、とっても楽しい山歩きでした!
あっ、天狗さんには会えませんでした、そして山頂には倉も建ってなかったでーす(^艸^*)
ご訪問ありがとうございます(2018年2月の旅の記事を2023年1月に再編集しました)
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熊野古道への旅には、車で行くのが超便利!電車からはレンタカー利用がおススメですよ。