「平湯キャンプ場って予約はいるの?料金は?いい場所を取るには何時に行けばいい?」
結論から言うと、平湯キャンプ場は「車で乗り入れられて、歩いて温泉に行けて、直火で焚き火ができる」という、ぜいたくが全部そろったキャンプ場です。「キャンプの聖地」と呼ばれるのも納得でした。

こんにちは!登山歴13年、のこのこ山を歩き続けている夫婦ブロガー「ちぃとかめぴ」です。

平湯キャンプ場には大きな木がいっぱいあって、「森の中のキャンプ場」って感じ。直火で焚火ができるし、温泉も歩いて行けるし、ごはん屋さんもあるしで、キャンプ道具がそろってなくても快適に楽しめるキャンプ場だよ♪
この記事では、料金・予約の要否・場所取りのコツ・周辺の温泉と食事といった実務情報と、実際に泊まってみた正直な感想を、写真付きでお伝えします。もちろん、あえて残念だった点も隠さず書きます。
この記事でわかること
- 平湯キャンプ場の基本情報と料金
- 予約は必要?当日でも泊まれる?
- 200台限定サイトの場所取りのコツ
- 徒歩で行ける温泉と食事処
- 実際に泊まってわかった、正直なマイナスポイント
平湯キャンプ場の基本情報【料金・設備】
平湯キャンプ場は、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷・平湯温泉にあるオートキャンプ場です。安房峠トンネルを北に抜けると景色がガラッと変わり、「リゾートに来たな」というワクワクが一気に高まります。

| 所在地 | 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯 |
|---|---|
| 入場料 | 大人700円/子供(3歳〜小学生)500円 |
| 駐車料金 | 1,000円(夏休み・連休などの繁忙期は1,500円) |
| 利用時間 | チェックイン8:00/チェックアウト翌日12:00 |
| サイト | フリーサイト(区画割りなし)・車の乗り入れ可・200台限定 |
| 営業期間 | 令和8年は、4月18日から11月15日 |
| トイレ | 水洗で清潔・夜間照明あり |
| 水場 | あり(場内に数か所) |
| 焚き火 | 直火OK・管理棟で薪の販売あり |
| ゴミ | 分別ゴミの集荷場あり |
| お風呂 | 徒歩約10分の「ひらゆの森」で日帰り入浴可(割引券が管理棟で購入可) |
※【令和8年7月時点】の情報です。料金・営業期間・予約方法は変更されることがあります。お出かけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
【公式サイト】奥飛騨・平湯キャンプ場|オートキャンプ・バンガローのご案内
特筆すべきは「車で乗り入れられる」「直火で焚き火ができる」「歩いて温泉に行ける」の3点がそろっていること。この組み合わせは、実はかなり貴重です。
平湯キャンプ場に予約は必要?
基本はフリーサイトの先着順ですが、夏休みなどの繁忙期は予約が必要になります。行く時期によってルールが変わるので、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
受付は、道路を挟んだ向かい側にある管理棟で行います。まずはここでチェックインしてから場内へ入りましょう。

場所取りのコツ|200台限定・早い者勝ちです
平湯キャンプ場は200台限定のフリーサイト。区画割りがないので、良い場所は完全に早い者勝ちです。
チェックインが8時からなので、目的地に着いたらとにかく早めに受付を済ませるのが鉄則。私たちが行った日は到着が早めだったので、他のキャンパーも少なく、ゆっくり場所選びができました。
良い場所を選ぶときのポイント
- トイレ・水場との距離はほどほどに…近すぎると便利ですが、においが気になることがあります。少し離れるくらいがちょうどいいです
- 大きな木の下は雰囲気抜群…シラビソ等の大木が点在していて、木陰にもなります
- 道をふさがない位置に駐車する…テントを張る場所ごとに車を置けますが、他の人の通行を妨げないよう配慮を
- 周りの焚き火の位置も見ておく…理由は後述しますが、煙の流れる方向は意外と重要です

色々な時間帯に行ったことあるけど、遅くなってしまったときは、「ここだ!」という良い場所が選べないこともあったので、早いに越したことは無いですね☆
忘れ物をしても大丈夫|管理棟と周辺の充実ぶり
平湯キャンプ場の安心感は、ここにあります。
管理棟にはキャンプ用品一式や焚き火用の薪など、たいていのものが売っています。さらに徒歩圏内に温泉・食堂・お土産屋さんまであるので、多少の忘れ物なら現地で何とかなってしまいます。
実際、私たちもテーブルを持ってくるのを忘れました。車に積んであった100均の小さな棚を代用してしのぎましたが、いざとなれば管理棟で買えるという安心感は大きいです。

お野菜たっぷり入りラーメンを作るつもりが、食材をほぼ全部忘れちゃって…(苦笑)近くにお食事処があるから、そんな時でも安心ね♪
平湯キャンプ場の天気と気温|どの予報を見ればいい?
平湯キャンプ場は標高約1,300mにあります。ここで大事なのが、下界の天気予報をそのまま信じないことです。
「高山市の予報」では当てになりません
平湯は高山市に属しますが、市街地(標高約570m)とは標高差が700m近くあります。標高が100m上がるごとに気温はおよそ0.6℃下がるので、単純計算でも高山市街より4〜5℃は低いことになります。
「高山市の予報が20℃だから大丈夫」と考えて薄着で行くと、夜に震えることになります。私たちも、山の朝晩の冷え込みには何度も驚かされてきました。
グーグル検索や山専用アプリを活用し、予報に応じた準備をする
- 「平湯キャンプ場 天気」でピンポイント検索する…市の予報より実態に近くなります
- 山の天気に対応したアプリ・サイトを使う…標高を考慮した予報が出ます
- 最低気温を必ず確認する…キャンプで効いてくるのは最高気温より最低気温です
- 予報-5℃分の防寒を持っていく…車で行けるキャンプ場なので、多めに積んでも困りません
わたし達がよく使うのは「てんきとくらす」というサイト。「平湯キャンプ場 天気」で検索して、検索結果の中から「てんきとくらす」を選んで見ています。

「平湯キャンプ場 てんくら」と検索すると、「てんきとくらす」がすぐ見つかりますよ。
他にも「ウェザーニュース」など数多くの天気予報サイトがありますが、サイトごとに少しずつ予報が違っていることがあり、自分たちには「てんきとくらす」が一番しっくりきてます。
さらに、目的地だけでなく、影響がありそうなその周辺の天気もチェックして、ちょっと予報がずれても大丈夫そうかな?とチェックして、場合によっては違う地域にお出かけしたりもします。
予報から、必要な装備を用意して、とりあえず車に詰め込み、現地までもっていくと安心ですね。
雨が降ってもなんとかなるのが平湯の強み
山の天気は変わりやすく、平湯も例外ではありません。ただ、ここには「雨でも逃げ場がある」という大きな安心感があります。
徒歩圏内に温泉「ひらゆの森」があり、食事処もある。車で乗り入れられるので荷物の避難もしやすい。タープを1枚持っていけば、多少の雨なら十分楽しめます。天気が読めない日でも挑戦しやすいキャンプ場です。

温泉、食事処も徒歩圏内で、車の出入りも自由。ひどい雨でもすぐ車に避難できるし、山のキャンプ場と比べたら安心感が段違いです。
実際に泊まってきました|平湯キャンプ場レポート
受付から設営まで
道路を挟んだ管理棟で受付を済ませ、いよいよ森の中へ。どこにしようかと迷いながら歩くこの時間が、いちばん楽しいかもしれません。

大きなシラビソの木があって、入口にはスミレが咲いている。「ここにしよう」と即決した場所でした。



⇧テントの入り口には、かめぴが大好きなスナフキンを下げます☆⇧
森の中の、なにもしない時間
お昼を食べたら、あとはのんびりタイム。空を見上げたり、大きな木を眺めたり。
鳥の鳴き声が聞こえて、キツツキのドラミングまで届いてくる。お湯を沸かして森の中でティータイムをしていると、カップの中に空と木々が映っていることに気づいて、それだけで幸せな気持ちになりました。

のんびり散策してみると、ニリンソウの群落を発見!山野草も愛でることができるキャンプ場なんだ♪山のお花畑が大好きなちぃは大喜びです。

山でのごはんや行動食についてはこちら→【登山の行動食】おすすめは結局これ|13年間ザックに入れ続けた定番と山ごはんの思い出
徒歩10分、「ひらゆの森」の温泉が最高でした
平湯キャンプ場の大きな魅力が、歩いて温泉に行けることです。夕暮れ前、桜の咲く道を歩いて「ひらゆの森」へ向かいました。
ここが本当にすばらしくて、源泉かけ流し、女湯には露天風呂がなんと9つ。お湯には湯の花が浮いていて、「いかにも温泉に来た!」という気分を思いきり味わえます。
しかも管理棟で日帰り入浴の割引券が買えます。キャンプ場に泊まる特典としては、かなりお得です。


「大好きなキャンプ中に大好きな温泉を楽しめる!」かめぴが平湯キャンプ場が一番おすすめな理由がこれです!
夕食は「あんき屋」さんで
温泉でほっこりしたあとは、管理棟の近くにある食事処「あんき屋」さんへ。キャンプなのに外食できてしまうのも、平湯ならではです。


この日のメニューはちぃは天ぷらうどん、かめぴは山菜そば。
もちろん他にも、焼肉や定食など、いろいろなメニューが楽しめますよ。
お楽しみの焚き火タイム

平湯キャンプ場は直火で焚き火ができます。薪は管理棟で購入でき、私たちが行ったときはお得な切れ端が一袋300円で売られていました。
日が長い時期だったので「暗くなるまで薪がもつかな」と二人で笑っていましたが、なんとか大丈夫でした。パチパチと爆ぜる音を聞きながら炎を眺めていると、自然と心が落ち着いていきます。

温泉で身体をあたため、おいしいごはんでおなかを満たしたあと、焚火を眺めてのんびりしていたら、身体がとろけそうになっちゃいます(笑)

焚火をうっとり眺めてるうちに、夜も更けてしまいました。…はぁ、癒されました☆
平湯キャンプ場のおすすめポイント
- 大きな木がたくさんある、雰囲気抜群の森…「キャンプの聖地」と呼ばれるのも納得
- 車で乗り入れられる…荷物を運ぶ苦労がなく、道具をたっぷり持っていける
- 徒歩10分で源泉かけ流しの温泉…しかも割引券つき
- 直火で焚き火ができる…薪も現地で買えます
- 忘れ物をしても何とかなる…管理棟・食堂・お土産屋さんが徒歩圏内
正直に、気になったポイント
良いところばかり書いてきましたが、正直に気になった点も書いておきます。
- キャンプ場全体が煙まみれになることがある…直火OKなのでみんなが焚き火をします。夕方から夜にかけて、場内に煙が漂うことも。焚き火好きには天国ですが、煙が苦手な方には正直つらいかもしれません
- トイレの近くはにおいが気になる…便利さとのトレードオフです
- 国道が近く、車の音が多少気になる…静けさを最優先する方には向かないかもしれません
- 人気が高く混雑する…「聖地」と呼ばれるだけあって、繁忙期はかなりの人出です
よくある質問
熊は出ますか?
奥飛騨エリアはツキノワグマの生息地です。食べ物やゴミをテントの外に放置しない、生ゴミは必ず片付けるといった基本的な対策は必ず行いましょう。最新の目撃情報は、管理棟や現地の掲示で確認してください。
私たちが泊まったときは、鳥の声を聞きながら穏やかに過ごせました。
予約はいつから取れますか?
予約が必要になる繁忙期の受付開始時期は、年によって変わります。公式サイトで告知されるので、行きたい時期が決まったら早めにチェックしておくのがおすすめです。
人気の高いキャンプ場なので、夏休みやお盆、連休は受付開始と同時に埋まりはじめます。「そろそろかな」と思ったタイミングで公式サイトを見に行くくらいでちょうどいいです。
逆に、予約が不要な時期であれば当日の先着順です。その場合はチェックイン開始の8時に合わせて早めに到着するのが、良い場所を確保するコツになります。
2週間先の天気は確認できますか?
できます。tenki.jpやお天気.comなど、2週間先までの予報を出しているサイトがいくつかあります。
ただし、2週間先の予報はあくまで傾向を見るためのものです。私たちの使い方はこんな感じです。
- 2週間前…「雨が続きそうな週かどうか」の傾向だけ見る。日程の候補を絞る材料に
- 1週間前…だいぶ精度が上がるので、持ち物の方向性を決める
- 前日〜当日朝…ここで最終判断。雨なら装備を足すか、思い切って延期も
2週間前の予報を見て一喜一憂しないことが、キャンプを楽しむコツかもしれません。予報が悪くても直前で好転することは本当によくあります。
「平湯温泉キャンプ場」と呼ばれることもありますか?
はい。正式名称は「平湯キャンプ場」ですが、場所が奥飛騨温泉郷の平湯温泉にあるため、「平湯温泉キャンプ場」と呼ばれたり検索されたりすることもあります。どちらも同じキャンプ場を指しています。
予約や問い合わせのときは、公式サイトの表記どおり「平湯キャンプ場」で伝えると確実です。
薪は持っていったほうがいい?
管理棟で購入できるので、持参しなくても大丈夫です。私たちが行ったときは切れ端が一袋300円で、コスパも良好でした。時期によって在庫や価格は変わるので、こだわりがある方だけ持参すればよいと思います。
お風呂はキャンプ場内にありますか?
場内にはありませんが、徒歩約10分の「ひらゆの森」で日帰り入浴ができます。管理棟で割引券が購入できるので、受付のときに一緒に買っておくとお得です。
初心者でも泊まれますか?
はい、初心者にこそおすすめのキャンプ場です。車で乗り入れられるので装備をたっぷり持っていけますし、忘れ物をしても管理棟や周辺の店で何とかなります。トイレも水洗で清潔です。
山歩きの基本の装備はこちらでまとめています→【登山 初心者の装備】何から揃える?”三種の神器”+あると安心な物を13年夫婦が解説
近くで観光や登山はできますか?
平湯は上高地・乗鞍岳・新穂高への玄関口という、絶好の立地にあります。キャンプ場を拠点にして、翌日に山や観光地へ足を延ばすプランが組みやすいのも大きな魅力です。
上高地のハイキングについてはこちら→【2026年最新】開山前の上高地をハイキング!登山歴13年夫婦が教える楽しみ方
ライブカメラで現地の様子は見られますか?
平湯周辺には道路状況や観光地の様子を映すライブカメラがいくつかあり、出発前の状況確認に役立ちます。とくに雪の残る時期や天候が不安定な日は、路面や空模様を目で見て確認できると安心です。
ただし、カメラの設置場所や公開状況は変わることがあるので、「奥飛騨 ライブカメラ」などで最新のものを探すのが確実です。キャンプ場そのものを常時映すカメラがあるとは限らない点は、あらかじめ知っておいてください。
まとめ|平湯は「初心者にやさしい聖地」でした

- 入場料700円+駐車料金1,000円(繁忙期1,500円)。フリーサイト200台限定
- 基本は先着順だが、夏休みなど繁忙期は予約が必要
- 良い場所は早い者勝ち。チェックイン8時に合わせて早めの到着を
- 徒歩10分で源泉かけ流しの温泉、食事処もあり
- 直火で焚き火ができる反面、場内が煙ることも。ここは好みが分かれます

便利な施設がそろってて、初めてのキャンプに本当におすすめのキャンプ場です。

わたし達は何度も来てるけど、そのたび森の雰囲気と鳥のさえずりに癒されて、大満足してる、とっても素敵なところだよ♪
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