今回は静岡県袋井市にある「遠州三山」を歩いてみました。
遠州三山とは、静岡県袋井市にある3つの寺院のことです。遠江国の三古刹を意味し、それぞれ高野山真言宗の法多山尊永寺、曹洞宗の萬松山可睡斎、真言宗智山派の医王山油山寺が含まれます。遠州三山は、パワースポットめぐりとしても人気があり、夏の風鈴祭りや紅葉、厄除氷などのスイーツ、季節の催し物が豊富で、楽しみながら巡ることができるそうです。
私たちも「法多山の厄除団子が静岡の人々の間では美味しくて人気」と某テレビ番組を観て「これだわっ、このおだんご、いつか食べたーい!」と思っていたのですが、ある週末、目が覚めたらすっごく良いお天気♪遠州三山を巡るドライブ旅をすることにしました。
石段いっぱいのすてきな三古刹…すばらしい三山巡りを楽しんでいただけると嬉しいな(^^)/(^^)/
(二月の遠州三山、風は強かったけど石段登りで汗が出るので、吸水速乾の山用ウェアだと快適に歩けますよ。あ、それからお賽銭をお忘れなくねっ(笑)
袋井市遠州三山 高野山真言宗の【法多山尊永寺】
まずは、「法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)」からしゅっぱーつ♪
法多山尊永寺・・高野山真言宗 本尊の正観世音菩薩は厄除観音として有名なのだそうです。
そして、ここにあの美味しい厄除団子が販売されているらしいのです♪
ちぃ「今年は二人とも厄年とかに関係ないけど、おだんごは食べていいんだよねー」
かめぴ「ちゃんとお参りするならいいでしょ」
道路を挟んで広い駐車場が左右にあり駐車料金は¥500でした(拝観は無料です)
駐車場から本堂までは参道歩きと石段がたくさんあるのでけっこう歩まきす。
駐車場にはもうたくさんの車、そしてたくさんの人。「厄除けに参拝する人ってこんなに多いのかっ!」てかめぴはビックリしていましたよぉ(笑
「仁王門」人が多いので屋根部分を撮りました。
西暦725年開山されたそうなので歴史深い寺院なのですね。
まっすぐに伸びた杉の木に囲まれた参道を歩きます。
「おだんごはどこに売ってあるのかなぁ?」ってソワソワしなくてもだいじょうぶ!
ほらっ、ちゃんと案内がありましたよぉ(笑
おだんごは発券機でチケットをまず購入したのち(6個¥600~の箱売り)
この発券機にも列ができていました(2020年時点の値段です)。
すぐ横の「だんご茶屋」の赤い暖簾の窓口でおだんごを引き換えます♪
まずは本堂へ向かいましょっ♪
ここは「弁財天」すぐ横に「蛸薬師」と迫力ある不動明王の像もありました。
石段出現♪
4ヵ所の石段を頑張って登ると本堂です(*’▽’)
とても美しい本堂、ごあいさつしましたが中は暗くて正観世音菩薩像は見えませんでした。
混雑するからか途中から往路と帰路に階段が分かれているので人が多くても歩きやすかったなぁ♪
おだんごも無事購入(*^^)人(^^*)
おだんごは、とーっても もちもちしてて美味しいです♡
袋井市遠州三山 曹洞宗の【萬松山可睡斎】
厄除けだんごを購入したのち法多山から三古刹の二つ目の「可睡斎」に移動しました。
萬松山可睡斎(ばんしょうざんかすいさい)。ルートを探す時、ちぃはなんて読むの?を連発(笑
曹洞宗 聖観世音菩薩が本尊 徳川家康が名付けたお寺 境内に秋葉山から御真躰が遷座されている。
可睡斎は火防総本山、全国秋葉信仰の総本山だそうです。
駐車場は¥300
立派な楼門、、人が写らないよう屋根部分です(*^^)v
山門へ続く石段の横にとても大きな木がありました♪
大きい!木の名前はわからないけど「何の木かなぁ、気になるわぁ」のんびりとちぃは眺めまくりましたよぉ(笑
山門には左右に迫力ある仁王像♪ かめぴはその素晴らしい筋肉美に感動♪
先へ進むと。
かわいいおみくじなどが並んでいました♪おみくじの種類豊富ですね♪どれを引くか迷いそう♪
☆
福徳を授けてくださる「おさすり大黒様」もれなく二人でおさすりさせて頂きましたよぉ(笑
本殿にご挨拶したのち…
秋葉総本殿の御真殿へ行ってみました(*’▽’)
両側に 高尾山や鎌倉で見たコトがある烏天狗さんの像♪
この超でっかい下駄は天狗さんの物なのかっ♪
でっかい火箸とスコップもありましたよぉ(ノ゚ο゚)ノ
かめぴの身長(180㎝)よりずっと大きいね!
このあと、ひなまつりの1200体のポスターを観て「どうする?見に行きたい?」ってかめぴが聞いたのですが、ポスターのすごい数のおひなさま、ちょっとすごすぎてちぃは行かないことにしました(以前、遠野でたくさんののオシラサマが展示してある部屋で怖くて逃げだしたことがあり…笑)
可睡斎は禅の道場があり修行の場、座禅の体験や写経もできるようですね♪ 二人で座禅体験もいいな。
うっかりしてて「おかすいさんのぬれおかき」を買わないで帰ったことが、超残念です(笑
駐車場に戻る途中に紅梅が咲いていました♡ もう梅の季節なんだね♪
さぁっ、次は遠州三山、最後になる「医王山油山寺」でーす(*^^)/(*^^)/
袋井市遠州三山 真言宗智山派の【医王山油山寺】
法多山、可睡斎、と歩いて、、次は三古刹最後の「医王山油山寺(いおうざんゆさんじ)」へ
可睡斎から数キロ、車ですぐ着く距離です。
この寺院もちぃは「あぶらたに?ゆやじ?え、、なんて読むの?」でしたよぉ、遠州三山はどれも、読みが難しい寺院でした(笑
「医王山油山寺」・・静岡県袋井市 真言宗 西暦701年開山 本尊は眼病平癒にご利益がある薬師如来 健足にご利益のある神さまもお祀りされている。足の神さまなら山好きのちぃとかめぴ としてはぜひご挨拶しなくてはーーっ(*^^)/(*^^)/
駐車場は無料でした!
三山のなかでこの寺院が一番歩く距離が長かったです、そして一番静寂感がありました。
立派な山門をくぐります。
ここは「驥山門」
「わぁっ、山っぽいよねーっ♪」ちぃは大喜びしてます笑
自然いっぱいの参道を歩いて石段を登って行くと。
「るりの瀧」がありました 滝の前には赤い東屋がありました。
その昔孝謙天皇がこの滝の水で目を洗われたら眼病が治ったとの霊水伝説があるそうです(*’▽’)
更に急な石段を登ると美しい三重塔が出現♪安土桃山時代の三名塔の一つなのだそうです♪
更に更に、急な石段の上に、薬師本堂♪♪
本堂でご挨拶したのちは同じ道を歩いて帰りました。
駐車場近くに茶屋があり「ごりやくまんじゅう」が販売されていて、超気になりましたが、厄除けだんごを買っているのでおまんじゅうはあきらめました(笑
三古刹は自然に囲まれ美しく、拝観することにより その寺院の歴史や知らなかった事をたくさん知ることができ、すてきなご利益がいただけた気がしました♪
見どころがいっぱいの素晴らしい遠州三山、とても楽しく歩くことができました(*^^)人(^^*)
「すてきな遠州三山を巡るおだんご旅♪」、、
最後までお読みいただきありがとうございましたm(^^)(^^)m
2020年、2月に訪れた時の記録です☆