ちぃとかめぴが登山を始めてからずっと、八ヶ岳にはお世話になっていました。初めての岩登り、初めての山小屋泊、初めての道迷い(汗)…。いろいろ体験させてもらいました。
苔の森や珍しい動物、美しい稜線や降るような星。何度訪れても、そこには新しい発見がありました。
そして今回はついに、八ヶ岳の主峰、南八ヶ岳の赤岳への登山をお届けします。
「登っておいで」と赤岳が呼んでいる
三連休はゆっくり登りたい山がアレコレありましたが、連休初日の土曜日の天気がどの山も悪い…。
でもでも、ある山の神さまからちぃに「登っておいで!」のメッセージが届きました(笑
予報の良い、日曜と月曜を狙って一泊二日の山旅です。
2018年は、日本百名山に大峰山、槍ヶ岳、と登る事が出来ました
今年もう一座登れるといいね、、って言っていた・・・
ちぃ&かめぴーの日本百名山33座目♡
わたしたちがいつ登ろうか、ってずっと気になっていた山です(*^-^*)
まず、頑張る前のごほうび(?)駒ヶ岳SAの巨峰ソフトで青空にかんぱーい♪
わぁ、、山頂は雲の中、、お天気大丈夫なのかなぁ
登山道では紅葉が始まっていました♡
険しい岩場、、お地蔵さまが優しく見守ってくださいました(*^^)v(^^*)
ちぃ&かめぴの百名山33座目、 赤岳に行ってきました♪
初めて登る赤岳、鎖場あり急登の地蔵尾根をピストンしてみました。
山頂では神さまのすてきなプレゼントも♪
さぁっ、「超楽しいけどけっして甘くない赤岳」をちぃと一緒に楽しんで頂けると嬉しいな♪
三連休の山小屋、まぁすごかったです、ほんと甘くないーー(笑
ルート紹介~登山開始
赤岳(標高2899m)・・長野県 八ヶ岳連峰の最高峰 日本百名山に選定されている
ルート・・美濃戸山荘前~行者小屋~地蔵尾根を歩き 地蔵の頭~赤岳展望荘~赤岳のピストン
美濃戸山荘の前の登山口、「南沢ルート」からのこのこ登ります
寝不足+前日の夕食のドカ食いからの朝食は食べれず、の、ちぃ、ヤル気オーラ0のようです(笑
初めて歩く南沢、、ゴロゴロ石の登山道と 苔が美しい森、、八ヶ岳ならではだなぁ♪
わぁw、巨岩も出現✰
美しい沢を眺めながらの渡渉も何度かあります、ルートは赤やピンクテープでマーキングがあり渡渉の際の橋もしっかりしているで安心♪ でもでももっと上部では道迷いしやすい箇所があるらしい(*’ω’*)
今回一番の美しい紅葉♪ 9月中旬には八ヶ岳もすっかり秋なのね♪
行者小屋から宿泊地の赤岳展望荘
頑張って登りつづけ分岐のある「行者小屋」に到着でーす♡
トイレをお借りしたり行動食を食べひと休みねっ♪
行者小屋の周囲にはテントがあちこちに張られたくさんの人で賑やかでした♪
そして今まで確認できなかった「赤岳」と左側の稜線には宿泊する「赤岳展望荘」もちっちゃくみえました♡ まだまだ遠いねー♪
ひと休みしたのち「地蔵尾根」を登ります♪
鎖場、急登、登りながらかめぴは「これは、ちぃにはドストライクのルートやな♪」って思ったらしいです(笑) ちぃも計画してる時から「うわ、楽しそうなルート、楽しみやわ」と浮かれていました。
だがしかし、階段がいくつも出現(笑) 階段苦手ちぃ、ウルサク騒いで登りました(爆
楽しく登ってひと休み♪
ヒソヒソ、、かめぴは高度感あふれすぎるるこのルート、怖いと感じたらしいです
確かに振り向いたり左右に見えるリッジ(岩尾根)やルンゼは もし落ちたら、って思うと
ゾクゾク感はあります、危険なので登るコトに集中し写真もほとんど撮っていません
ちぃは恐怖はなくて 岩場はスタンスもホールドもあるので自分に合う場所を探しながら登ることが出来てスリリングで超楽しかったな (*^~^*)
眼下には休憩地の行者小屋が見えます♪
岩場を登り2つ目のお地蔵さまがいる場所が赤岳と横岳の稜線上にある「地蔵の頭」でした♪
無事に登れたことを感謝しつつお地蔵さまにご挨拶♪ ヒソヒソ、、人が多くて横顔のお地蔵さまに
なりましたよぉ(笑
さぁっ、「赤岳展望荘」へ向かいます♪
「おーっ、あれが赤岳かぁぁぁ、カッコいい、しかしかなり急登だわ」、
この時見えたのは北峰、南峰は奥にあるので見えていません(笑
このあと くいしんぼちぃは「展望荘でひと休みやわ♡美味しいものが待ってるーー♪」って浮かれすぎて小屋前の超フラットな場所で初コケしましたー、みなさま、浮かれすぎには注意しましょっ(笑
宿泊の受付を済ませて かめぴーはカレー♪
ちぃはお餅の入ったおしるこを頂きました♡「美味しいー、癒されるぅ、幸せーー」を連発しつつ
パクパクーー(笑
食事の間に山頂はガスに包まれました(*ノωノ)
しばらく待ってガスが晴れたら登ろう、ダメだったら明日の朝、登ろうか、、
う~ん、山のお天気は変わりやすいなー、さっきまでは青空だったのに甘くない(*・ー・*)
赤岳展望荘から山頂へ
赤岳直下にある「赤岳展望荘」で荷物を置いて少ししたらガスが晴れていました
さぁっ、晴れている間に山頂へー!
遠くて急登に見える山頂、でも登りのコースタイムは40分らしい、遠くて近い山ってほんとに不思議(笑)
でもでもザレザレのジグザグから両手を使ってよじ登る期待を裏切らない楽しいルートでした♪
わたしたちの後続に30人ほどの団体さんがいて かめぴが「ちぃっ、もし休憩したらあの人数の人たちに巻き込まれて大変やぞーっ」
ちぃは急登を登る間にさっき食べたおしるこのお餅がお腹の中でグルグルして気持ち悪いを連発しつつ
必死でガシガシ登りましたよぉ、もちろん写真を撮る余裕もなく(笑)
わぁぁーい山頂に着いた!?って喜んだら違いましたー、テラスと呼ばれる部分でした(笑)
さらに進むと今度こそ着いた?
そこは赤岳の北峰のピークでした 赤岳には北峰と南峰があるということがこの時分かりました(笑)
北峰には「赤岳頂上山荘」がありました、、ヒソヒソ、最初ここへ宿泊しようとしたらなんと(300人定員)満室で予約を受けれないとのことでした(*ノωノ)
かめぴの先に見えているのが赤岳の南峰(2,899 m)の山頂です♪
狭い山頂は人でぎゅうぎゅうでした。
記念写真も順番待ちの列ができていました。
祠(ほこら)があり 無事に登れたことを神さまに感謝しつつご挨拶♪
美しい雲海の向こうに富士山も見えました!
人が多くてこの写真を撮るときちぃは前にいる人に「すみません、姿勢を低くしていただけますか」ってお願いしたほどです(笑)
かめぴが「ちぃっ、白い虹や!!」
ほんとだっ(^o^)/ 初めて見る白い虹はとても神秘的でした♡↓見えるかな??
北峰のほうは人が少なかったのでそちらに戻りゆっくり過ごすことにしました。
雲をまとったお隣の山「阿弥陀岳」標高2,805 m
かめぴはでっかい岩に登ってドヤドヤしようとしたらしいけど岩の上に石碑があり
慌てて座りこんで「人魚姫」ちっくなポーヂングになってしまいましたー(笑
ちぃは「槍さまーっ、隠れてもわかりますよおぉぉ、また晴れた日におじゃましますからぁぁ!!」
叫んでいます(笑
さぁっ、いっぱい楽しんだのち下山です♪
ちっちゃく見えている「赤岳展望荘」へ横岳を眺めながら慎重に下りました♪
夕陽は阿弥陀岳に隠れて沈むシーンは見えなかったけど 美しい雲海を眺めて過ごしました♡
激混みの山小屋泊
赤岳の山頂で美しい風景を見たのち下山、、山頂直下の山小屋「赤岳展望荘」に宿泊しました
三連休で満室で山小屋はとても混んでいました
談話室もいっぱい、宿泊する大部屋は二段になった二階部分に寝袋が並べられそこに寝る、、
こんな梯子を登って出入りしました✰
個室は満員でギリギリまでキャンセル待ちをしたのですがダメでした(笑
それでもグループごとに寝袋1人分を空けて寝れたので知らない人がピッタリ横にいる、、のではなく
ホッとしましたよぉ(笑)今回の赤岳の山旅で「けっして甘くない」部分は激混みの山小屋泊でした。
連休だから想定内ではあったのですが。
それでもドリップした温かいコーヒーとお茶が宿泊者は飲み放題だったり 談話室がいっぱいでも食堂でゆっくり過ごせたりと良い山小屋でした(^-^)
夕食も朝食もプチバイキングで好きな物を好きなだけ食べることができ、味噌汁とごはんもおかわり自由でした♪
これは夕食ねっ♪山菜の入った炊き込みご飯、美味しかったな♡
翌朝朝ごはんを食べたら下山開始です♪
宿泊後、展望荘からの下山
美しい山の朝♪ 雄大な赤岳♪
美しい富士山も下山する私たちを見送ってくれてるみたい♪(‘∀‘)
お地蔵さまが見下ろしている地蔵尾根を下りまーす♪ 登りは撮れなかったので下山するかめぴを撮りつつ・・ 危険箇所ではかめぴーが心配しつつ見上げていました。
急登を頑張って激下りして行者小屋に到着♪ 行者小屋からは樹林帯、美しい苔の森を眺めながら楽しく下山しました♡
わぁっ、かわいい小さな木たち♪ 倒木もいっぱいあるけど こうして森は新しい木を育んでいるのねー(^~^*)
「ちぃ&かめぴー、日本百名山33座目 超楽しいけどけっして甘くない赤岳、最後まで読んでいただきありがとうございましたーーー!!」
2018年9月の山歩きの様子でした☆
同じ季節の山歩きの記事はコチラ→木曽駒ケ岳と宝剣岳 日帰り登山!(2017年9月)
同じ南八ヶ岳の登山記事はコチラ→編笠山への登山 青年小屋に宿泊!(2018年5月)
北八ヶ岳のお散歩記事はコチラ↓