「スコーロンって、本当に虫よけ効果があるの?」
服を着るだけで虫が寄ってこない。そう聞くと、正直ちょっと疑いたくなりますよね。
こんにちは!登山歴13年、のこのこ山を歩き続けている夫婦ブロガー「ちぃとかめぴ」です。
私(かめぴ)はフォックスファイヤーのスコーロン素材のパーカーを数年、登山と農作業の両方で使い続けています。その正直な感想を、メリット、デメリット含めて書きます。
結論を先に言うと、「蚊取り線香ほどの効き目はないけど、確かに刺されにくくなることは実感できる」というのが私の実感です。

わたしは使ってないから、今回はかめぴに正直なところを聞いてみるね!
この記事でわかること
- スコーロンとはどんな素材か
- 普通のパーカーと比べて、どれくらい違うのか
- 効果の限界(ここが一番大事です)
- スコーロンだけでは足りない部分の補い方
- 私の夏の定番の組み合わせ

スコーロンとは?「着る防虫」の仕組み
スコーロン(SCORON)は、帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した防虫素材です。虫よけスプレーのように肌に塗るのではなく、繊維そのものに防虫加工が施されているのが特徴です。
メーカーの説明によると、生地にとまった虫が触角や脚先の感覚器でスコーロンを感知し、逃げていくという仕組みだそうです。「寄せつけない」というより「とまっても離れていく」というイメージですね。
フォックスファイヤー(ティムコ)をはじめ、いくつかのブランドがこの素材を使ったウェアを展開しています。
私が使っているもの
私が愛用しているのは、Foxfire(フォックスファイヤー)のSCフーディ メンズです。防虫のスコーロンに加えて、吸汗速乾とUVカットも備えたパーカータイプ。
【正直レビュー】数年使ってわかった効果
他メーカー(モンベル、ユニクロ等)の薄手パーカーと比べて、明らかに刺されにくい

私は登山だけでなく農作業でもこのパーカーを着ています。虫の多さで言えば、正直こちらのほうが過酷な環境です。
その中で比較できたのが、同じような場面でモンベルの薄手のパーカーを着たときとの差です。

結論として、スコーロンのほうが虫に刺される回数は少ないと感じています。厳密に数えたわけではありませんが、作業後に「今日は刺されなかったな」と思う日が明らかに多いです。

農作業は、ユニクロとスコーロンの対比になりますが、スコーロンを着ていて虫に刺されたことはありませんね。ユニクロだとじっと作業してると虫が寄ってきて不快ですね。
ただし、蚊取り線香ほどの効き目ではありません
ここが一番正直に伝えたいところです。
「着れば虫がまったく寄ってこない」というものではありません。蚊取り線香をたいたときのような、はっきりした効き目を期待すると、たぶんがっかりします。
あくまで「普通の服より刺されにくい」という程度。そう理解して使えば、十分に価値があります。
長く使うと効果は落ちる?
正直に書きます。私はもう何年も同じものを着続けているので、効果は多少弱まってきているかもしれません。
洗濯を繰り返せば加工が落ちていくのは自然なことなので、これは仕方のない部分だと思います。メーカーが洗濯耐久回数の目安を公表しているので、購入時に確認してみてください。
「新品のときが一番効く」というのは、頭に入れておいて損はありません。
防虫を抜きにしても、着心地が良い
意外だったのがここです。生地がしっかりしていて、何年も着ているのにヨレが少ない。
安いパーカーだと数シーズンでくたびれてしまいますが、これはまだ現役です。吸汗速乾とUVカットも付いているので、防虫効果が落ちてきたとしても、夏のウェアとして普通に優秀だと感じています。
通気性、吸汗速乾性もアウトドア使用で十分です。ドライレイヤーや、ベースレイヤーの上に羽織っても良いし、農作業だと肌着として使ってしまうこともありますが、良い着心地です。
スコーロンだけでは足りません|虫対策の完全形
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいことかもしれません。
スコーロンのパーカーを着ても、守れるのは上半身だけです。私は実際に失敗しました。
下半身:短パンだと普通に刺されます
上はスコーロン、下は短パン。この格好で過ごしていたら、脚を蜂に刺されてしまったことがあります。当たり前といえば当たり前ですが、上着だけで安心してしまいがちなので注意してください。
対策はシンプルで、タイツを履くか、長ズボンにすること。登山ならサポートタイツを履いている方も多いと思いますが、あれは虫よけとしても機能します。
夏でもタイツを履く理由については、こちらで詳しく書いています→【夏の登山にタイツは必要?】暑くても履き続ける理由を登山13年夫婦が正直に答えます
顔まわり:ここはゼロにできません
もうひとつの弱点が顔です。顔の周りを飛び回る小さな虫は、スコーロンを着ていてもゼロにはなりません。服が守ってくれるのは、あくまで服が覆っている部分だけですから。
ここを解決するには、虫よけネットをかぶるか、帽子の日よけカバーで顔を覆うのが確実です。見た目は少し変わりますが、効果は絶大でした。

この3つで、虫対策はほぼ万全
- 上半身…スコーロンのウェア
- 下半身…タイツか長ズボン
- 顔まわり…虫よけネットか日よけカバー
この3点セットにしてから、虫のストレスがぐっと減りました。スコーロンは「万能の解決策」ではなく、「3点セットのうちの1つ」と考えるのが正しい使い方だと思います。

個人的には水も飲みやすい日よけガードが好みでよく使っていますが、山小屋泊では虫よけネットが小屋でも便利なので、持っていくようにしています。
私の夏の定番|ドライレイヤー+スコーロン
もうひとつお伝えしたいのが、組み合わせの話です。
私の夏の定番は、肌に直接ドライレイヤーを着て、その上にスコーロンのパーカーという組み合わせ。これが今のところ一番快適です。
- ドライレイヤー…汗を肌から離して、汗冷えを防ぐ
- スコーロン…虫よけ+UVカット+吸汗速乾
汗の不快さと虫の不快さを、2枚で同時に解決できるのがこの組み合わせの良いところです。夏山で一番つらいのはこの2つなので、ここを押さえるだけで山行の快適さがまったく変わります。
ドライレイヤーについてはこちらで詳しく比較しています→【ドライレイヤー vs ドライナミックメッシュ】ファイントラックとミレー、夫婦で使い分けた本音比較
よくある質問
スコーロンの効果はどれくらい続きますか?
洗濯を重ねると徐々に落ちていきます。メーカーが洗濯耐久回数の目安を公表しているので、購入前に確認してみてください。私の実感としても、何年も着続けたものは、新品のころより効き目が穏やかになっている気がします。
モンベルのバグプルーフとどう違う?
方式が違います。バグプルーフはメッシュ地で物理的に虫を寄せつけない構造、 スコーロンは繊維の加工で虫を遠ざける仕組みです。
虫よけスプレーは併用したほうがいい?
虫の多い場所では併用したほうが安心です。スコーロンは服が覆っている部分にしか効きませんから、手や首、顔など露出している部分にはスプレーを使うのが現実的な使い方だと思います。
夏に着ると暑くないですか?
【★実感を書いてください。吸汗速乾があるので、着ないより快適という話になると思います】
登山以外でも使えますか?
使えます。私は農作業でも着ています。むしろ虫の多さで言えば農作業のほうが過酷なくらいで、そこで使えているのは信頼材料のひとつです。ガーデニングや釣り、キャンプでも活躍すると思います。
ハチやマダニにも効きますか?
製品が対象としている虫の種類はメーカーの表示をご確認ください。スコーロンは医薬品ではなく、刺されないことを保証するものではありません。ハチの多い場所を避ける、マダニ対策として肌の露出を減らすなど、基本的な行動での予防とあわせて考えてください。
まとめ|過度な期待をしなければ、良い装備です
- 普通のパーカーより明らかに刺されにくい。これは実感として確か
- ただし蚊取り線香ほどの効き目ではない。期待しすぎると裏切られる
- 長く使えば効果は落ちる。新品のときが一番効く
- 守れるのは上半身だけ。タイツ・長ズボンと顔まわりの対策が必須
- 生地がしっかりしていて着心地が良い。防虫を抜きにしても夏用ウェアとして優秀

個人的な感想だけど、今のスコーロンがダメになっちゃったら、必ずもう一着買うつもりです!それくらい虫よけ対策に頼もしさを感じていますよ。

なぜかどっちかって言うと私よりかめぴに虫さんが寄って行きがちだから(笑)今は持ってないけど、効果もあるみたいだし、わたしも買ってみようかな♪
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