「トレッキングポール、使わないときってどこにしまえばいいの?」
「ザックに差しっぱなしでいい?それとも収納袋に入れる?」と迷ったことはありませんか?

ひとつのザックですべての荷物を持ち運ぶ山歩きにおいて、ポールの収納は地味だけど意外と悩むところですよね。僕たちも13年かけて「結局この方法が楽」というのが見えてきました。
こんにちは!登山歴13年、のこのこ山を歩き続けている「ちぃとかめぴ」です。
私たち夫婦も登山でトレッキングポールを愛用していて、登山中の岩場や鎖場の時は収納しますが、それだけでなく、交通機関を使った移動や休憩中など「使わない時間やシチュエーション」も多いですよね。そんなとき、どう収納するかで行動のしやすさがけっこう変わります。
この記事では、登山歴13年の私たち夫婦が、ポールの収納方法・ザックへの付け方・収納袋の使い方を、実体験をもとに本音でお伝えします。差しっぱなしで困った失敗や、二人だからできる便利なワザもあわせて紹介します。
この記事でわかること
- トレッキングポールの主な収納方法
- 私たちのやり方(サイドポケット+バックルで固定)
- ザックに差しっぱなしで困る場面と対策
- 収納袋・折りたたみ式という選択肢
- 二人以上なら使える「お互いに差し合う」ワザ
先に結論を言うと、日帰り〜一般登山道なら「ザックのサイドポケットに差してバックルで固定」が一番ラク。狭い道や人混みが多いなら、ザックにしまえる折りたたみ式が便利、というのが私たちの正直な答えです。
トレッキングポールの主な収納方法
まず、使わないときのポールの収納方法を整理しておきましょう。大きく分けて3つあります。
| 収納方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ザックのサイドポケットに差す | 出し入れが一番速い。歩きながらでも可能 | 日帰り・一般登山道・付け外しが多い日 |
| 収納袋に入れる | 傷・汚れを防げる。持ち運び・保管に安心 | 移動中・自宅保管・電車やバスでの携行 |
| ザックの中にしまう(折りたたみ式) | 外に出っ張らないので引っかからない | 狭い道・岩場・人混み・ロープウェイ |
このうち、伸縮式ポールで一番よく使うのが「サイドポケットに差す」方法です。私たちも基本はこれ。理由とコツを実体験で見ていきます。
私たちのやり方|サイドポケットに差してバックルで固定

私たちが使っているのは伸縮式(テレスコープ式)のポールです。歩く区間や傾斜に合わせて長さを細かく変えたいので、サッと縮められる伸縮式が好み。さらに、ちぃ150cm・かめぴ180cmと身長差が大きいので、長さを自由に変えられる伸縮式なら夫婦でシェアできるのも大きな理由です。
収納袋も持ってはいますが、行動中はほとんど使いません。実際にやっているのは、縮めたポールをザックのサイドポケットに差し込み、ショルダーやサイドのバックル・ストラップで上から押さえるという方法です。これが一番速くて、歩きながらでも片付けられます。

僕はポールを「お守り」みたいな感覚で、使わなくても必ず持っていきます。だからこそ、ジャマにならない差し方が大事なんですよね。

わたしは逆に、ポールを使わない時間も結構多いタイプ。なので、差しっぱなしにしていることも多いです。
サイドポケット収納のコツ(差すだけで終わらせない)
- 縮めてから差す:木の枝や人に引っかからないよう、最短まで縮めるのが基本です。
- 必ず上を留める:ポケットに差すだけだと、傾きや揺れなど、ちょっとした動きで抜け落ちることがあります。サイドのバックルやストラップで上から押さえると安心です。
- 先端の向きに注意:石突き(先端)を上にすると人の顔の高さに来て危険。先端は下向きにして差すのが安全です。
ザックに差しっぱなしで困る場面と対策
サイドポケット差しは便利な反面、「差しっぱなし」が裏目に出る場面もあります。これは実際に私たちが困ったことです。
樹林帯の狭い道・岩場の狭いルートで引っかかる

枝の茂った木の下を通るような登山道や、岩場の幅の狭いルートを歩くとき、差しっぱなしのポールが稀に枝や岩に引っかかることがあります。突然グイッと引っ張られると、バランスを崩しかねないので注意が必要です。
人混み・満員のロープウェイでは気を使う

意外と困るのが、登山口の混雑時や満員のロープウェイ・ゴンドラです。背中から飛び出したポールが、まわりの人に当たらないよう常に気を配る必要があります。混んでいる場所では、正直けっこう不便を感じます。

電車やロープウェイ等では、ザックを背負わず下すのがマナーですが、満員だとそれでも突き出たポールが人に引っかかって後ろの人にポールが当たらないか冷や冷やしたことがあります。こういう時は、ザックの中にしまえたらなぁ…って思うんですよね。
収納袋・折りたたみ式という選択肢

収納袋は「移動・保管」で活きる
多くのポールには専用の収納袋が付属します。行動中はあまり使いませんが、電車やバスでの移動、自宅での保管には便利です。先端をむき出しにしないので、人に当てたり、他の荷物を傷つけたりするのを防げます。袋を失くした場合は、収納袋だけを買い足したり、自作したりする人もいます。
狭い道・人混みが多いなら「折りたたみ式」が便利
差しっぱなしの弱点(引っかかり・人混み)を根本的に解決してくれるのが、折りたたみ式(フォールディング式)のポールです。テントポールのように短く畳めるので、ザックの中にすっぽり収納できるのが最大の強み。背中から何も飛び出さないので、狭い道でも人混みでも気を使いません。
私たちは長さ調整の自由度を重視して伸縮式を使っていますが、「狭い道や人混みが多い山行が中心」という人には、折りたたみ式の収納性は本当に魅力的だと思います。
伸縮式と折りたたみ式、どちらを選ぶか迷っている方はこちらで詳しく比較しています。:トレッキングポール 折りたたみと伸縮どっち?登山歴13年夫婦が比較
二人以上なら使える「お互いに差し合う」ワザ

これは、複数人で歩くときならではの便利な方法です。
ポールを片付けたいとき、自分のザックではなく、相手のザックのサイドポケットに差してあげると、わざわざザックを下ろさなくて済みます。お互いにやり合えば、二人とも背負ったまま、歩きながらでも収納完了。これが地味にラクなんです。

「はい、お願い」って相手の背中に差すだけ。地味だけど、いちいちザックを下ろさないだけで疲労感が全然違います。
ソロのときは無理をしないで
一人だと、どうしてもザックを一度下ろして差す手間がかかります。それを面倒がって、片手に2本まとめて持ったまま鎖場を進む人を見かけることがありますが、これはかなり危険です。両手が使えない状態で鎖場や急な岩場に入るのは、滑落のリスクが上がります。
面倒でも、危険箇所の手前で一度立ち止まってザックを下ろし、きちんと収納してから両手を空けて進みましょう。安全のためのひと手間です。
よくある質問
ポールはザックのどこに付けるのが正解?

出し入れの速さを重視するなら、左右どちらかのサイドポケットに差して上をストラップで固定が定番です。背面のループやデイジーチェーンに固定する方法もありますが、行動中に頻繁に出し入れするならサイドポケットが手軽です。いずれも、先端を下向きにして固定するのが安全です。
収納袋は自作できる?
できます。縮めたポールが入る細長い袋であれば代用可能で、撥水生地や巾着袋で自作する人もいます。ただ、行動中に頻繁に使うものではないので、付属の袋や市販のポールケースで十分なことが多いです。
飛行機に乗るときの収納・持ち込みは?
トレッキングポールは、原則として機内持ち込みはできず、預け荷物(受託手荷物)にする必要があります。収納袋やザックにまとめて、預け入れ前提で準備しておくと安心です。※航空会社により扱いが異なるため、搭乗前に各社のルールを確認してください。
まとめ|収納方法は「TPOに合わせて」で選ぶ
トレッキングポールの収納について、登山歴13年の実体験をもとにまとめました。
- 基本は「サイドポケットに差してバックルで固定」が一番速い。縮めて先端を下向きに
- 差しっぱなしは、樹林帯・岩場・人混み・ロープウェイで引っかかりやすいので注意
- 収納袋は移動・保管で活躍。狭い道や人混みが多いならザックにしまえる折りたたみ式が便利
- 二人以上なら、お互いのザックに差し合えばザックを下ろさず収納できる
- ソロでも、鎖場で片手に2本持つのは危険。手前で立ち止まって収納を

収納方法はポールの種類やアイテムでも変わります。自分の登山スタイルに合わせて使い分けましょ。
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