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田舎暮らしの理想と現実 移住編

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田舎暮らし

こんにちは、ちぃとかめぴです。

「あこがれの田舎暮らし」をするために、農村部や山間部への移住を夢見る方、実際に移住したいと思っている方が最近増えていると思います。わたしたち夫婦もその一組で、実際に2021年2月に岐阜の山間部に移住をして田舎暮らしをしています。間もなく2年になります(2023年2月に記事を書いています。)

このブログでは、「田舎暮らしの理想と現実」について書いていこうと思います。今回は田舎への移住を決断した理由から、物件さがし、売買契約、引っ越し業者選びなどのコツを、実体験で検討したことや困ったこと、失敗したことも交えてお伝えします。

また、実際に移住してから体験したこと、驚いたこと、苦労したこと、楽しかったことなど、自身の体験談も紹介します。

あなたが「理想の田舎暮らしへの移住」を失敗せずにできるための有益な情報が詰まっています。参考にしていただければ、わたしたちも嬉しいです。

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「田舎暮らしをしたい!」移住を決めた理由

コロナ禍で、変わってしまった日常

2018年コロナ感染拡大により、今まで当たり前のようにできていた、旅や山歩きができにくくなりました。通っていたスポーツジムもクラスターが心配で休会に。それまで楽しんでいた活動ができなくなった事と、ちぃは気管支喘息の疾患があるので「できたら感染したくない…」との思いが強かったです。

当時私たちは岐阜県内の住宅街に結婚と同時に購入した中古住宅に住んでいました。

住んでいた家は、4LDK、2人の通勤距離も程よい場所、小さいけど庭があり、どちらかといえば洋風な家、家の前に工場があり、通り面して交通量もやや多め。そんな環境でした。 

特に不満は無かったけど、山歩きが大好きな私たち、「山歩きができないなら、せめて山の近くで住んだら楽しいかも!」ちぃの提案で「県内の山間部に移住」を目標に2020年12月に移住先と家探しを開始しました。

田舎暮らしの移住先探しのコツと実体験

田舎へ移住をする時に考えたい条件とは?

田舎への移住の条件として選ばれる項目は以下のようなものがあります。

  1. 自然環境や景観が美しく、静かな環境であること
  2. 都市部に比べて住宅価格が安く、広い住空間を確保できること
  3. 治安が良く、子育てに適した環境であること
  4. 自給自足の生活がしやすい環境であること(畑があること)
  5. 地域のコミュニティや人間関係が良好であること
  6. 健康的な食生活が送れる環境であること
  7. ゆとりある時間が持て、ストレスの少ない生活ができること
  8. 交通やインフラが整備され、暮らしやすい環境であること

すべてに当てはまる条件の物件は、正直なかなか見当たらないと思います。このなかから「自分たちはココを大事にしたい!」というポイントを押さえて探すのが良いですね!

清流の里 岐阜のせせらぎは、美しいですよ♪

田舎の移住先、私たちはこうして選びました!

  • 転職や異動ではないので、かめぴの現在の職場に通える場所、同じ岐阜県内であること(県外に転居となると費用も引っ越しも負担が重すぎると考えました)
  • 住宅ローンを借りず 自己資金で購入できる価格の家
  • 改修費用をあまりかけないでよい、程度の良好な家(ある程度のリフォームは想定し、できる部分は自分たちでDIYがんばるつもりで)
  • 転居先の地町村の移住の補助金(リフォーム等)が受けられること

以上のような条件を満たす物件を探しました。

移住の物件探しで活用するべき5つのこと

  1. インターネット検索:ウェブサイトやSNSなどを利用して、気になる地域の情報を収集することができます。
  2. 不動産で調べる:不動産に直接行き物件を探してもらったり、住宅や土地の情報が掲載されている不動産情報サイトを利用することで、住宅探しをすることができます。
  3. 現地調査:移住を考える地域に実際に足を運び、現地の雰囲気や人々の生活を観察することで、自分に合った地域を見つけることができます。
  4. 地方自治体の支援サービス:地方自治体が提供する移住支援サービスを利用することで、住宅探しや就職支援、子育て支援などのサポートを受けることができます。
  5. 口コミ情報:友人や知人、移住者のブログなどから、地域の情報や移住体験談を聞くことができます。

これらの手段を組み合わせることで、自分に合った移住先を見つけることができます。

【実体験】田舎暮らしの物件探しはこうしました!

私たちは、まず、不動産サイトで中古住宅の販売をチェックしをして、良さそうな家の紹介をしている不動産に連絡を取り、実際に様々な中古住宅を見て回りました。

現地を訪れるついでに、物件まわりや通りすがりの地域をちょっと車で見て回って「あ、この家、売り物件の立て札立ってるよ!」「お~、あんな家に住みたいねぇ!」「こんなところにぽつんと一軒家!すてきやわ~☆」「いや、人住んでるやろ~!(笑)」などと楽しみながら探していました☆

物件のある地域をお散歩して、地域で暮らす人に直接お話を伺うこともしてました!正直に「こんにちは!今この地域に移住を検討している者ですが、ちょっとお話を伺っても良いですか?」と話しかけると、私たちの質問にもいろいろと教えてくださいました☆

田舎暮らし物件なら、市町村や県の空き家対策サイトも、とても参考になりました。市町村によっては、空き家対策で、引っ越し時のリフォームの補助が出る所もあるため、狙った物件が空き家対策に該当するかは大きなポイントでした。また、不動産サイトは、古い情報を新しく書き換えることもありますが、市町村のサイトはそんなに細かく更新しないので、いつから売り出したのか、という時期を知るのに活用しました。

いくつも内覧に行きましたが、価格が安いとそれなりに古すぎてリフォーム費用がかかりそう、山奥過ぎてと内覧の時タヌキが庭に出てきた、など楽しすぎるエピソードもありました(笑)

不動産会社も地域や規模で様々あり、正直ちょっと怖い人やな…ということもありました(汗)。

一回だけでなく、時間帯を変えて見に行ってみては、物件や地域の状況を少しでも理解して検討材料にして、自分たちに合いそうな物件を絞っていきました。

田舎暮らしの候補になる物件が絞られてきたら

物件選び、最後の決め手をどうしていくか?

そんなこんなで「ここなら住めそうだね」と思う物件が二件に絞られました。

移住先の候補が絞られてから、何度もその物件を訪れて、その地域の風景や雰囲気を感じ、最後の決め手となったのは、やはり「ここに住みたい!」と強く思えるかどうかでした。

【実体験】私たちはコレで、物件を決めました!

1つの物件は、そこへ向かう時にその方向に虹が出て「これはっ、ここへおいでよメッセージかも♪」と二人でわくわくした物件…内覧したら 築60年位、古民家風な間取り、庭で畑もできそう。…でもキッチンは大幅な改修が必要ですぐには住めそうになかったので、かなり迷ったけど諦めました。(虹は自然現象だったということで笑)

そしてもう1つの物件は…

★お家年齢30年 ザ・和風建築 6DK(部屋はすべて畳)大きな改修はしなくてよさそう!

★周りに建物が密集していない。周りが見渡せて、山に囲まれて景色が素敵!

★市に空き家登録もしてある物件なのでリフォームの補助申請もできる!

ちぃ
ちぃ

ここがいいなあ、ぐるっと山に囲まれてて庭も広くて日当たりもすごく良さげ、ちっちゃな畑もあるよ☆

かめぴ
かめぴ

う~ん、職場までの通勤片道40kmかぁ、がんばれるかなぁ…

年末年始だったので 外観を自分たちで見に行ったのが年末休暇、内覧は年始が過ぎてからでした。

よくよく相談し、最終的には、実際に家に入ってちぃが「気持ちが良い!」「ここに住みたい!」と推したので。かめぴも「通勤頑張ってみるか!」と購入を決めました。

住宅購入で売買契約の際に気をつけること

売買契約前に確認したい4つのこと

不動産売買契約において、購入段階に来てから、買う側が気をつけるべきことは以下のようなものがあります。

  1. 法律的な確認:契約内容や物件の権利関係、法律的な制限事項などを確認することが大切です。取り扱い不動産業者に十分確認しましょう。
  2. 費用の確認:不動産購入には様々な費用がかかります。仲介手数料、登記費用、印紙税、引越し費用などを含めた総額を把握し、必要な資金を用意しておくことが必要です。
  3. 契約書の確認:契約書の内容を十分に確認することが必要です。特に、物件の権利関係、引き渡し時期、費用の支払い方法、解約や返金に関する事項などを十分に理解しておくことが望ましいです。
  4. 住宅ローンの確認:住宅ローンを利用する場合は、金利や返済期間、返済方法などを確認することが必要です。また、ローンの審査や手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって計画することが望ましいです。

以上のように、不動産売買契約においては、買う側が慎重に確認することが必要です。契約前に慎重に準備し、問題がないことを確認した上で契約を進めることが望ましいです。大きな買い物なので、業者に聞いても説明が不十分と思ったら、思い切って外部の不動産業者や、詳しい知人に相談することも良いと思います。

【失敗談】不動産選びはすごく大切でした

私たちは主にネットと実際に不動産へ行って物件を探しました。その際、不動産選びにはあまり注力しませんでしたが、実際、不動産を間違えると大変なことになると、実体験として味わうことになりました。詳しくはまた別の記事を作ります。

とにかく大事なことは、「買い手は、購入する際に仲介してもらう不動産会社を選ぶことができる」ことです。信頼できる不動産会社は、地域に根差して実績、経験等、積み重ねているところだと思います。色々質問をして、しっかり回答してくれるところを見つけましょう。

私たちは、これがうまくできませんでした…。

お引越し業者選びは慎重に!

【ポイント5つ】引っ越し業者を選ぶコツ

引越し業者を選ぶ際には、以下のようなコツがあります。

  1. 複数の見積もりを取る:まずは複数の引越し業者から見積もりを取り、料金やサービス内容などを比較することが大切です。ただし、見積もりの金額だけで判断せず、サービス内容や業者の信頼性なども考慮して選ぶようにしましょう。
  2. 口コミや評価をチェックする:インターネットなどで、引越し業者の口コミや評価を調べることができます。実際に利用した人の意見を参考にすることで、業者の信頼性やサービスの質を判断することができます。
  3. 保険や補償内容を確認する:引越し業者には、荷物の破損や紛失などに対する保険や補償がついている場合があります。事前に保険や補償内容を確認し、万が一の場合に備えて選ぶようにしましょう。
  4. 見積もりの詳細を確認する:見積もりには、引越しの内容や荷物の量、使用する車両の種類や時間帯などが含まれています。見積もりの詳細を確認し、料金やサービス内容に不明な点があれば、業者に質問するようにしましょう。
  5. 契約前に細かく確認する:引越し業者との契約前には、細かい部分まで確認することが大切です。引越しの日程や時間、荷物の梱包方法、荷物の保管方法などを細かく話し合い、納得した上で契約するようにしましょう。

以上のように、引越し業者を選ぶ際には、料金だけでなく、サービス内容や業者の信頼性、保険や補償内容などを総合的に考慮して選ぶことが大切です。

【実体験】引っ越し業者、相見積もりガードしてきます!

私たちが物件を決めたのが1月末。「春の引越しシーズンは引越し料金が高くなる」こともあり、最短スピードで購入の手続きが進み2月中に引越すことになりました。

引越し業者を選ぶ際、営業の方に相見積もりをしたところ、一社目からかなり安く提示してくれたのですが、「今決めてくれたら、ここまで下げます!」「〇〇の業者は、ダメですよ!ウチはこんなに実績があって丁寧で…!」自社の自慢話や他社を批判する話に終始し、しかも、仮決めの段階で「段ボール置いていきますね!」とかなり強引な対応…。押しに弱い人なら負けちゃいますね、実際この時にはちぃが一人で対応したので(笑)

もう一つの業者の相見積もりも、料金は同じくらいでしたが、態度が真摯で真面目、人の悪口言わない、料金の細かいところまで詳しく説明してくれる、といった、営業の人格に大きな差が(笑)。もちろん、私たちは後の業者に決めました。

しかし、最初に見積もり依頼した業者に断るために電話をしたら「段ボールを〇日までに返してくれないとキャンセル料金がかかります…」ですって!そんな話説明されてないし(怒)仕方が無いから、その業者の会社まで、車で運んで段ボールを返却しました。

本当に、慣れないといろいろ苦労するものだなぁ、と勉強になりました。

知らないことは、こわいことですね…。

移住した山暮らしの環境について

「さぁっ、夢の山暮らしスタート!」

私たちが移り住んだ地域はこんなところです。

  • 四方をぐるっと山々に囲まれたほぼ盆地、標高は約300mです。
  • 積雪量はその年によるそう(ここ2年で40㎝オーバーが3回はありました)
  • 山間部なので平地よりはすずしい(3~5℃前後)が、エアコンは必要。
  • スーパーやコンビニはないので買い物は近くても片道約40分ほど車でかかります。
  • 医療機関、郵便局、農協、ガソリンスタンドは車で15分~20分圏内(銀行はもっと遠い)。
  • 周囲は畑や空き地に囲まれて密ではないのでとても静か…。
  • 敷地内に井戸がある(ポンプで汲み上げ、機械は自分でメンテナンス!)
  • シカやタヌキ、キツネなどが畑に出現し作物被害があるらしい。

なかなかの環境だと思いませんか?(笑)ひとつづつまた記事にしてあげていきたいと思っています。

我が家のキッチン☆(DIY途上です☆)

移住してもうすぐ2年、大変な事 4選(+番外1選)

1:車が必須 買い物や、通勤の移動距離が長いのでガソリン代がかかる

高齢者世帯が多いので地域にはコミュニティバスがあり誰でも利用はできるのですが待ち時間や便数が限られているのでマイカー利用です。

どこへ行くにも遠いです。ICへたどり着くまでに時間がかかります。電車ですか?最寄りの駅まで1時間はかかります(笑…しかもローカル線)

2:予想を上回る寒さと暑さだった!

冬はマイナス10℃まで下がる日があり 昨年は60cmが最高積雪でした 

山の天気は変わりやすいため冬は晴れていても曇りからの雪も多かったです。(積雪しても早朝から除雪車が稼働しており、冬タイヤを装備してれば通勤はなんとかなる)

東西を山にはさまれた集落で、冬の日照時間が午前9時過ぎから14時くらい。短めですね。

2023年の1月の暖房費(灯油)は\16000、(移住前は1ヶ月\8000でした)

雪が多い時は、一晩でこれくらい積もりました!

お風呂や調理はプロパンガスだけど 山間部はなぜか基本料金が高めです。めちゃくちゃ節約、電気圧力釜を購入して、だいぶガス代浮かせました~(笑)

そして夏。標高が少しだけ高い(約300m)せいか、紫外線が強い気がします! 晴天時に半そでで外仕事をしていたらすぐに日焼けしてしまいます。空気が澄んでいるから、余計そんな気がします。洗濯物も、あまりに陽の光が強すぎて、平地より傷みやすいみたいで、おひさまに干す時間を気持ちだけ短くしています。

空気が澄んでて写真はくっきりはっきり写ります☆

3:虫(ムカデ,ハチなど)、蛇も多いので防虫剤、殺虫剤を常備しなくてはならない

以前の住居も都会ではなかったけど、虫対策に3倍はお金がかかるようになりました。

な、なんとちぃはすでに二度もムカデに刺されましたっ!しかも、二度とも夜、寝ている時…(涙)これは何とかしないと思い、アマゾンでポチしたのがこちらです。

この蚊帳は本当におススメです!蚊やハエ、ムカデなど、どんな虫でも360度、上から下まで全方位からの虫の侵入を防ぐので、蚊取り線香をつける必要もなくなるので、線香の匂いや薬品を使いたくない方にも、とても良いです。蚊帳からの出入りがちょっと面倒なのと、片付けにコツがいるので、慣れは必要です。今から都会に住むとしても、使うと思います(笑)

4:個人農家、空き地が多いので野焼きや除草剤蒔きが多い

これは地域により差があると思いますが、移住先がたまたま野焼きをする人が多めな地域でした。すがすがしい晴天の朝に洗濯を干そうと思ったら野焼きの煙が…!(ガーン)ということも少なくありません。

気管支や皮膚が弱いちぃには好ましくないことなので、色々対策をしなくちゃなぁ、と思っています。

番外編:山に囲まれてるのに気軽に登る山がなかった!!

一番のビックリはこれだったかもしれません(笑)

山は目の前に何座もあるのにルート不明だったり個人所有の山なので勝手に歩いていいかわからなかったり・・山にお散歩感覚でガンガン毎日登ろうと目論んでたちぃはめっちゃガッカリ(笑)

でも毎朝、起きて外に出ると目に入る美しい空や山の景色はやっぱりきれいで、いつも写真を撮ってツイッターに上げてしまいます(笑)。景色も、気候も、毎日が少しずつ変わって、季節の移ろいを前よりずっと身体やココロに感じて生活しています。

これからも田舎暮らしの生活について、たくさん発信していこうと思っています。よろしくお願いいたします!

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