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【膝痛、体力不足の人必見】荷物が軽くなる⁉トレッキングポール活用方法

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登山道具の選び方

登山中、登山のベテランさんに、こんなことを言われたことがあります。「杖なんてついているようじゃ、まだまだだな。二本の足でしっかり歩けば良いんだ!」

…なるほど、「自分の足で歩く力」は本当に重要です。このベテランさんの言ってることはある意味で正論でしょう。

ですが、それは全員に当てはまるわけではありません。

登山歴10年でも体力がつきにくく、膝も痛めやすい体質の私にとって、トレッキングポールは登山に絶対必要なアイテムなんです!

もちろん私だけでなく、まだ登山経験が少なくて下肢筋力が充分鍛えられていない、山歩き初心者さんにも、トレッキングポールは山歩きの最強の味方になってくれますよ!

この記事では、トレッキングポール(ストック)を活用することで、「実際にどれくらい足の負担を減らせるのか?」について、具体的な数字と体験談を交えて解説します。

合わせて読みたい→ 疲労軽減の必需品!登山用ストックのメリットとデメリット

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ちぃとかめぴ
この記事を書いたひと
ちぃとかめぴ

夫婦で、山歩きを楽しんでいます。
のんびり、のこのこ山歩き歴10年以上。
体力無くても膝が痛くても、体調管理と事前の準備、山を愛するココロがあれば、山を精いっぱい楽しむことができるって伝えたいです。

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【登山時の足への負担】を劇的に軽くするトレッキングポール

登山用具における「重量(おもさ)」の重要性

登山用具を揃えるために色々調べていると、道具の「重量」がすごく重視されていることに気づくと思います。

「登山道具は軽いものが正義」と言われるほどですが、それは、荷物や服装の重量を少しでも軽くすることが、山歩きの負担を軽くして、安全に快適に山歩きを楽しむためには大切だからです。

登山では、「登りで身体を上にあげる瞬間」と「降りで身体が下に着地した瞬間」に、大きな負荷を足にかけます。

登山道具の重みが1㎏増えれば、登山の時の一歩が1㎏増えます。1,000歩歩けば総重量1,000㎏!

さらに数時間歩けば、それだけたくさんの重さを両足が支えることになり、「残りの体力」に大きな影響を与えます。

下山の際にひざが痛くなりがちな人も多いのですが、下りは足を下ろす時勢いがつくため体重と荷物の総重量の3~5倍もの衝撃が、膝や足腰にかかると言われています。

そのため、登山用品ひとつひとつの重量を少しでも軽くすることがとても大切なのです。

トレッキングポールを使うと、足や膝へかかる重量を軽減できる!

そんな、「山歩きの時に足にかかる重量」の軽減に貢献する、頼れる味方がトレッキングポールです!

「普通、杖を持ったら、その分荷物が多くなるんだから、歩く時の総重量は増えるのでは?」

と疑問に感じるかもしれません。ここからの解説をご覧ください。

トレッキングポールは1本だいたい、250gくらいの重量です。

ですが、トレッキングポールに手を乗せて地面に突いた状態の姿勢で体重計で計測してみると、2,000~3,000gほどの重量を示します。

⇧トレッキングポールに手を置いて、体重計にのせた所。少し見えにくいけど、2~3㎏です⇧

これはトレッキングポールを地面についている瞬間は足にかかる総重量が2~3㎏程、軽くなった状態になっていると言えます。

トレッキングポールを突きながら歩くことで、いっぽ歩く際の足への負担も2~3㎏軽減します。一歩ずつの積み重ねが何千歩何万歩と増えるほど、足への負担軽減は大きくなります。

自分は身体が弱いので、こんなことを考えながらいつもトレッキングポールに頼って、山歩きをしていました。

長い山行の時や、疲れている時ほど、この一歩の重みを軽減することが、助けになっていました!

【失敗談あり】トレッキングポール使用時に、気をつけるべきこと!

私が長年トレッキングポールを活用してきて、これは気をつけた方が良いと思ったことをお伝えします。

2本の足だけで歩く時より、トレッキングポールを使っている時の方が「足元への意識が散漫になる」ということです。

トレッキングポールを活用しているとその安定感から、まるで4足歩行になったかのような気分に(車で言うと四輪駆動の走破性を得たかのような感覚w)。

しかし私たち人間はしょせん、2足歩行の生き物。ここを勘違いすると、思わぬ失敗もあります。

私が実際に失敗した体験談をお伝えします。

【失敗談その1】足元への意識が散漫になるリスク…!

失敗談その1:「次はどこにポールを突こうかな?」とどこに突くか考えすぎて、足の着地点がおろそかになり、うっかり浮石に足をとられ、バランスを崩して転倒してしまうことがありました。

手元の操作に気が向きすぎて、肝心の足さばき、安全確認がおろそかになってしまった失敗でした。

この失敗経験から、「身体を動かしながら同時に複数のことを考えるのは結構難しい!まずは足元に要注意だ!」と気をつけるようになりました。

【失敗談その2】トレッキングポールに体重をかけすぎて…!

失敗談その2:ポールに体重をかけてすぎて、滑りやすい湿った岩でポールがツルっと滑り、バランスを崩して派手に転倒してしまうことがありました。

これは、膝の負担を減らしたいがためにやってしまった失敗でした。ググッとポールに体重をかけるほど、重心が身体の中心からズレてしまい、ズルっと滑ってしまうことがありました。

また、重心がズレることによって、足元から滑ってしりもちをついてしまうこともありました。

この失敗経験から、「ポールはあくまで補助!」であることを再確認しました。

ポールに体重をかけすぎず、重心を支えるのはあくまで足、ポールは補助的な役割であることを意識するようになりました。

【事故やケガの予防!】トレッキングポールを「あえて使わない」タイミングとは

便利なトレッキングポールですが、どんな場所でも万能というわけではありません。

特に、ガレ場(石がゴロゴロしている場所)や岩場などでは、ポールの使い方を間違えると、かえって危険な目に遭うことがあります。

「トレッキングポールを使う」か「あえてポールをしまって行動する」か決めるために、私が実践している、3つの判断ポイントをご紹介します。

1. ガレ場・ザレ場では「短く持つ」か「収納する」

大小の石が転がっているガレ場や、砂利で滑りやすいザレ場。

ここで普段と同じ感覚でポールを突くと、石の隙間にポールの先が挟まって抜けなくなったり、石の上で滑ってバランスを崩したりすることがあります。

【ここがポイント!】

  • バランス重視に切り替える: ポールを少し短く持ち直すことで、細かい操作がしやすくなり、とっさのバランス保持に対応しやすくなります。
  • 邪魔ならしまう: 足場が不安定すぎて「ポールを突く場所を探すのが大変」と感じたら、迷わず収納しましょう。足元の確認に集中する方が安全です。

2. 岩場・ハシゴ・鎖場では「完全にしまう」

ここが一番重要です。手を使って登るような急な岩場や、ハシゴ、鎖場が現れたら、ポールは必ずザックにしまいましょう。

たまに、ポールを手首にぶら下げたままハシゴを登っている方を見かけますが、これは大変危険です!

ぶら下がったポールが岩や木に引っかかり、その反動で身体が振られて滑落するリスクがあります。

【ここがポイント!】

  • 基本は三点支持: こういう場所では、自分の手と足で身体を支える「三点支持」が最強の安全策です。
  • 面倒くさがらない: 「すぐ終わるだろう」と横着せず、一度立ち止まってポールを片付ける。この「ひと手間」が命を守ります。

3. 「ポールを使う時」常にポールに体重を預けすぎないよう意識する

濡れた木道や、ぬかるんだ登山道など、足場が悪い時には、ポールは大活躍します。

ですが、不安定な足場でポールに大きく荷重をかけてしまうと、万が一ポールが滑った時に、転倒を免れません。

【ここがポイント!】

  • あくまで主役は「足」: 重心は自分の足に乗せておき、ポールは「ふらついた時に支える補助」くらいの感覚で使いましょう。
  • 4本足ではなく、2本足+α: 私はよく「自分は4足歩行の動物じゃない」と言い聞かせています(笑)。

【おススメ2選‼】足腰弱めな私が愛用してるトレッキングポール

今回の記事では膝痛や体力不足な人でも、身体のダメージを軽減し、山歩きやお散歩を余裕をもって安全に楽しむためのトレッキングポールの活用方法をご紹介しました。

トレッキングポールには形状や剛性など、様々な種類があるので、色々試して使ってみることで自分にしっくり合ったものに出会えると思いますよ!

私が10年以上の登山をしてきて、とても気に入っている、頼もしいトレッキングポールをご紹介いたします。

⇧参考価格 15,117(アマゾン公式調べR7年12月)⇧

トレッキングポールといえば、LEKI(レキ)。強度と質量のバランスが絶妙で扱いやすい!2本持ちの時には常にこれを利用しています。持ち手部分の形状が握りやすく、楽に長時間持ち歩けますよ!

⇧参考価格 12,800(アマゾン公式調べR7年12月)⇧

一本だけ持って行くときには、このモンベル。持ち手がT字になっており、両手で杖を扱いたい時にも持ちやすく、立って休憩する時にしっかり身体を支えてくれるので、重宝しています!

どちらも一流のアウトドアメーカーのため、安心して使用できます。ぜひ試してください。

この記事を読んで、トレッキングポールの有用性を知り、山歩きやお散歩に活用してもらえたらと思います。

【関連記事】足の負担を軽減するのに、登山靴選びも本当に重要です!こちらもぜひ参考にしてみてください→ 大切な足を守って楽しく山歩き!失敗しない登山靴選び。

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